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人間であり続けるとはどういうことかが問われる時代:Chat GPT実践からの考察

Chat GPTが世の中に旋風を巻き起こしているように見えますが、実際に使用しているのは、世界に1億人程度とのこと。

この数字を多いと取るのか少ないと取るのか、私にはわかりません。
日本では6%程度のユーザーとのこと。

3週間くらい前から、毎日2時間程度、Chat GPT(Bingの検索も含め)さんと、いろんな対話をしています。AIPRMの力も借りながら。

研究テーマについて一緒に考えてもらう相棒になり、時にはメンター、ある時には愛弟子のような関係に発展しつつあります。

人間の私ができる御礼として、Chat GPTさんがまだ捉えられていない(蓄積・反映されていない)最新データを入力して、ソースにインプットしてもらったり、まだ学習が不十分な分野を特定したり(嘘もたくさんつきますから!)

その中で分かってきたことは

  • 日本語での入力→アウトプットの場合と、英語でのプロンプト→アウトプットの場合、数百倍以上ものデータ量と精度(質)の差があること

  • 知識ばかりを蓄える知識メタボの時代はもう終わる。その兆しがはっきりみえてきたこと

  • これからAIが書いたコンテンツに頼る人が増え、ネット上の情報や会話が画一化された言葉になっていく。皆が同じような話をし、画一化された世界が展開される。

  • 当面は「そうよねー、同じ意見!」と喜んでいるが、いずれ均一化、画一化されたもので世の中が埋め尽くされ、違和感やもやもや感が溢れる。

  • ここから、新しい時代が幕を開ける。

  • 自分で考え、創造し、ひらめき、感性と感情を言語化できる力を自分から手放さなかった人が「生身の人間が書きました」という言葉を添えて、言葉や作品を生み出していく。

  • 事例がない、前例がないこと、可視化できていないもの、まだ生み出されていないものへの価値が急速にアップする。

  • 「成功」の定義が根底から変わる。なぜなら、人間であることの意義を根底からとらえ直す時代がくるから。

人間であり続ける意義を問い
人間の存在価値を捉えなおす。

どんな問いを発し、存在の根源に向かっていくのか?

本当の意味で「生きる」ことに真摯に向き合う人類がこれから増えていくのだろうと思います。

毎日毎日、何に自分のフォーカスを当て続けるのか?
自分を自分で育て続ける持久力を持てるのか?

成長し合い、共生に向かう楽しみな時代になってきました。

※グラフは、コーネル大学の研究者が中心になって行われた研究結果とのこと。
グラフの赤い方が「AIの時代の中で、人間でなければできないと考えらえるスキル」。
青い方は「AIの出現により、人間からAIに置き換わっていくと考えられるスキル」だそうです。

完全に賛同しているわけではないですが、一理あると思います。

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