世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。Part.5 小麦のダンス
わたしは、麦畑を見たことがない。見てみたい。きっと、こがね色に実ってさわさわ揺れているんだろうなあと思う。どこかの秋空の下で、どこまでも広がって。
《世界への前奏曲のような、小さな音楽たち》シリーズでは、クラシックを中心に短めの音楽を紹介しています。どんな世界にこの曲は捧げられたんだろうと思いを馳せて、一緒に聴いてもらえたらなと思っています。
今回は、オーケストラの曲。
アルゼンチンの作曲家、ヒナステラさんの Danza del Trigo、日本語にすると「小麦のダンス」という曲です。
麦畑、見たことないひとでも、小麦が揺れているのが見えるよ。
ぜったいだから。
聴いてみて。
※Spotify と YouTube どちらからでもどうぞ。
ね? 見えたんじゃない、麦畑。
いい秋になるといいね。
今回ご紹介した曲について
作曲家:アルベルト・ヒナステラ (Alberto Ginastera 1916-1983)
曲名:バレエ『エスタンシア(Estancia)』 より「Danza del Trigo」
演奏:Orquesta Filarmónica de la Ciudad de México (Spotify)
London Symphony Orchestra (YouTube)
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