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音のスケッチ #4《孤独なシュプール》 北欧に思いをはせて

いぬとぴあ
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北欧のクラシックが好き。

フィンランドの作曲家シベリウスの同名の作品、『孤独なシュプール』の世界に一緒に行きたくなって書きました。

イメージの源になったシベリウスのその作品は、詩の朗読に音楽がついています。
詩の冒頭のところを少し紹介します。



森の深淵へと遠ざかっていく
一筋の孤独なシュプール
丘や谷を越えて曲がっていく
一筋の孤独なシュプール
湿地の上には粉雪が舞い
そして低くまばらに松が立っている
遠く遠くへと静寂の中に遠ざかっていく
私の想い


Ett ensamt skidspår, Bertel Gripenberg 1918



ね、いいよね。この孤独感が好きなんだー。
音楽とっても素敵だから聞いてみてね。

少しだけオマージュを込めて。


***

少しだけ、というのはわたしがまだまだオマージュできるほどの腕前を持っていないから。
完璧を求めて手が止まるより、今は書き続けて追求していこうと思ってる。
待っててね、シベリウスおじいさん。

***

リトルライトさんの#日曜作曲に参加です。

Twitterの#深夜の2時間DTMというイベントで、スケッチしたものに少し手入れをしました。毎回お題があって、今回は「スキーやスノボをイメージした曲」というお題でした。


《レシピ》

▶︎ピアノ音源 UNA CORDA
 素朴でシンプルな響きが北欧の空気感を出してくれてる気がする。

▶︎ストリングス Logic pro X 付属の studio strings
 弦楽はもう少し表情をつけたいけど、腕の問題なのか音源の問題なのか…。
 でもやっぱりちゃんとストリングス音源買いたいな。いつか…


photo by Torben
訳詞はこちらを参考にさせていただきました。
https://blog.goo.ne.jp/vitezslav/e/4cd10aadd8eb500f487e90df6279b74f

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