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受験すると決めたら受験する

日常業務をしながら、持っていてもいなくてもいい資格をとるための勉強をするのは大変だ。

勉強があるから試験があるからと日常業務より資格取得を優先していいよと言ってくれる上司はまずいない。もしそんな上司がいたなら、普段から自分はまったく当てにされていないのではないかと不安に思ってしまう。その場合は資格取得より日常業務を先に全部片付けたほうがよさそうだ。

専門医の資格なんて、普段から患者を診たがらず何も仕事ができない、時間に余裕があって教科書を丸暗記するのが得意な医者が持つものであり、できの悪い医者ほど資格が多いんだ。と後輩が得意気に話していた。そう思うあなたは、もちろん日常業務を先に全部片付けたほうがよいと思う。

実際のところ資格なんてそのくらい優先度が低い。資格を取得したことで新たな仕事のオファーがくるんだから。資格をもっていないほうが余計な仕事が増えなくていいのかもしれない。


さて。

仮に、専門医試験を受験してみようかな、と思ったとする。まずやることは

・受験資格の条件

・受験日程、場所

・出題形式

・資格受験費用、資格更新条件

この4つをホームページでざっと確認して、自分の年間予定表と照らし合わせて、70%の勝算が見込めたら受験すると決める。


勝算の判断はどうやって決めるのか。

それは、

自分の直感。

ノリ。


やると決めたら、やるんだ。うまくいくことだけ考える。

準備が間に合わないんじゃないか。とりあえず用意を始めて間に合わなかったら来年受験しよう。とか、最初の段階で勝算が低いならもう絶対間にあわない。それくらい日常業務をしながら、持っていてもいなくてもいい資格をとるための勉強をするのは大変だ。