自分にとって、最も影響を受けた表現者です。
2014-5年(22-23歳)に、いぬのせなか座の立ち上げと並行して書いた大江健三郎論の全文を以下に公開します。
初出:『いぬのせなか座1号』いぬのせなか座、2015年
レイアウトと絡むところもあり、紙面PDFとなります。
見開きと単ページ、いずれも内容は同一です。
要旨は以下。
自分にとって大江さんは、「いえの近くのあのあたり出身の有名な作家」であり、子どものころからなんとなくの親しみを持っていました。
『水死』発売時にふと書店で手に取り、決定的な戸惑いと揺さぶりを受けて以降、自分のなかで最大の、問うべき「小説家のモデル」でした。
一度、ご自宅でお話をうかがったことがありました。忘れ難い時間でした。
山本浩貴(いぬのせなか座)
※2023/06/29追記
上記大江健三郎論を掲載した『いぬのせなか座1号』を増刷しました。紙で読みたい方はこちらをご検討ください。
また、『ユリイカ』2023年7月臨時増刊号 総特集=大江健三郎に寄稿しました。もう少しだけ踏み込んで、追悼めく内容を書いています。良ければこちらもご覧ください。