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アクションに次ぐアクション!キアヌ・リーブスが魅せる映画『ジョン・ウィック』

今回はkayserが担当します。

ここのところ、別の仕事のため、見なければいけない映画がいくつかありました。そのひとつが『ジョン・ウィック』です。とにかくアクションシーンに見応えありのこの作品。今回は、そんな『ジョン・ウィック』を紹介します。

キアヌ・リーブス製作総指揮の大ヒットシリーズ『ジョン・ウィック』

2014年、米中合作映画『ファイティング・タイガー』で出演だけでなく監督デビューを果たしたキアヌ・リーブス。同年、伝説の殺し屋を演じた映画『ジョン・ウィック』も公開されました。この作品では、主演のみならず製作総指揮も務めています。

2014年といえば、キアヌも50歳を迎えたところ。そんな年齢は感じさせない数々のアクションシーンをみせてくれるのがこの『ジョン・ウィック』です。第1作目の大ヒットを受け、第2作、第3作とシリーズ化されました。

今後も第4作、第5作と製作されることが決まっています。2021年6月には、『ジョン・ウィック4』に真田広之が出演されることも発表されました。

『マトリックス』のスタントマン!チャド・スタエルスキが初監督!

『マトリックス』でキアヌ・リーブスのスタントマンを務めたチャド・スタエルスキ。盟友・キアヌ・リーブスを主演に迎え、本作『ジョン・ウィック』にて初監督を務めました。

本作では、ガンフー(銃とカンフーを融合させたもの)を中心とするアクションシーンを展開しています。そんなチャド・スタエルスキですが、格闘家としての一面も持ち合わせています。キックボクシングやマーシャル・アーツなどの基礎を備えた上でのアクションは、見応えも十分です。

『ジョン・ウィック』シリーズの成功を受け、新作映画の監督オファーが目白押しのチャド。冒険アクション『シブミ』、リブート版『ハイランダー悪魔の戦士』、プレステゲームの映画化『ゴースト・オブ・ツシマ』などの新作が決定しています。

『ジョン・ウィック』あらすじ

伝説の殺し屋・ジョン・ウィック。裏社会では、凄腕の殺し屋として恐れられていました。そんなジョン・ウィックですが、最愛の女性・ヘレンとの出会いが彼の人生を一変させることに。

裏社会から足を洗い、ヘレンと平穏な生活を送るジョン・ウィック。しかし、ヘレンが病に倒れ、亡くなってしまいます。ジョンのことを心配したヘレンは、自分に代わる愛すべき存在として、ジョンに子犬を託しました。

その子犬を大切に育てるジョンでしたが、ある日、愛車のフォード・マスタング・BOSS429を狙った強盗に遭い、車だけでなく子犬も失ってしまいます。何もかも失ってしまったジョン。彼に残された道は、復讐しかありませんでした。

強盗の実行犯は、ロシアンマフィア・タラソフファミリーのボスであるウィゴの息子・ヨセフ。かつてジョンはウィゴのもとで働いていました。息子を庇うウィゴの襲撃に合いつつも、返り討ちにしていくジョン。ウィゴに雇われた刺客たちと次々に対峙していきます。

果たして、ジョンは復讐を遂げることができるのか。そんなジョンの戦いを描いたアクションストーリーです。

『ジョン・ウィック』のここがすごい!徹底解説

ここでは、映画『ジョン・ウィック』の魅力を紹介します。

その1:アクションシーンがとにかく面白い

『ジョン・ウィック』といえば、日本版コピー「見惚れるほどの、復讐」にもあるように、復讐がテーマの物語。キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋が、最愛の妻を亡くし、その彼女が残してくれた愛犬や愛車を奪われ、復讐の鬼と化します。

そんなジョン・ウィックの復讐を恐れ、次々に送られてくる刺客を返り討ちにしていくジョン。ジョン・ウィックの強さは、まさにこの映画の最大のみどころです。キアヌのカッコいいアクションっぷりも健在!

ガンとカンフーを組み合わせた本作独自の「ガンフー」を中心に、畳みかけるアクションシーンの連続。本編のほとんどがアクションショーンで、息をつく間もなくハラハラドキドキの連続です。

キャストにもスタッフにも、アクションのエキスパートが揃っただけはあると納得の作品となっています。

その2:シンプルなシナリオ

『ジョン・ウィック』のシナリオは、いたってシンプル。一言でこの作品を説明すると、「復讐に燃える伝説の殺し屋がひたすら戦う」といったところ。

このシンプルさが、本作の特徴でもあります。シンプルなシナリオだからこそ、主人公の行動原理がブレることもありません。

余計なエピソードもなく、妻との思い出を胸に戦いに没頭するジョン。ジョンが必至で戦えば戦うほど、彼の持つ喪失感や悲しみが大きいことを意味しているように感じます。

このジョンのキャラクターは、キアヌ・リーブスだからこそ、表現できるのでしょう。一見すると、決して殺し屋には見えない優しい表情が出せるキアヌ。彼が演じるジョン・ウィックに、つい魅せられてしまう観客も多いのではないでしょうか。

その3:最強だけど、傷だらけになるジョン・ウィック

主人公のジョン・ウィックは、最強の殺し屋です。さまざまな刺客が彼のもとに送られてきますが、必ず返り討ちに合わせてしまいます。

しかしながら、そんなジョン・ウィックも無傷なままではありません。それなりにやられもします。

彼の本当の強さは、どんなにやられても諦めずに立ち上がれるところ。ボロボロになっても、傷口が開こうとも、痛みに耐えながら立ち向かっていくのが、ジョン・ウィックです。

『ジョン・ウィック』シリーズ3作目では、そんなジョンの生い立ちも描かれることに。本名や過去が明らかになっていきます。気になる方は、ぜひシリーズでご覧になることをおすすめします!

まとめ

大ヒットアクションシリーズ『ジョン・ウィック』について紹介しました。「おじさんになってもカッコいいキアヌの戦いっぷりが存分に楽しめるアクション映画」といえるでしょう。

戦い方もシリーズを重ねるごとにド派手になっていきます。そんなところもぜひ注目してみてください。

kayser

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