犬猫映文館

人々の心を潤し、日々の生活を豊かにする映画や文学などの芸術やエンターテインメント。それらを愛する二人が主催するのが、この「犬猫映文館」。映画情報サイトの編集やライターとして活動してきた松弥々子、映像現場を経験してきたkayserが、「文章を書く」楽しさを伝える講座を開催します。

犬猫映文館

人々の心を潤し、日々の生活を豊かにする映画や文学などの芸術やエンターテインメント。それらを愛する二人が主催するのが、この「犬猫映文館」。映画情報サイトの編集やライターとして活動してきた松弥々子、映像現場を経験してきたkayserが、「文章を書く」楽しさを伝える講座を開催します。

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    映画ライターの松 弥々子が、今週末、1月27日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 イニシェリン島の精霊『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督の最新作『イニシェリン島の精霊』は、アイルランドの架空の島・イニシェリン島で起こる、二人の男の諍いをめぐる物語です。 午後2時になると、毎日仲良くパブに飲みに行っていたパードリック(コリン・ファレル)とコルム(ブレンダン・グリーソン)。今日もパブに行こうとパードリックがコルムを誘いに行くと、なぜかコルムはパード

      • 【民俗学が登場する作品】『准教授・高槻彰良の推察』

        今回はkayserが担当します。 前回に引き続き、「民俗学」が登場する作品を紹介します。 『准教授・高槻彰良の推察』角川文庫キャラクター小説大賞を受賞しデビューを果たした澤村御影の小説『准教授・高槻彰良の推察』。シリーズ化されており、既刊7巻となっています。この小説からマンガ、テレビドラマへとメディアミックス化されています。 マンガは、相尾灯自が作画を担当し「月刊コミックジーン」にて連載中です。マンガは昨年末に最新刊5巻が発売されたばかり。 2021年には、Hey!Sa

        • 1月20日公開オススメ映画『母の聖戦』『野獣の血』『ノースマン 導かれし復讐者』

          映画ライターの松 弥々子が、今週末、1月20日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 母の聖戦2006年のメキシコ麻薬戦争の開始以来、治安の悪化が激しいメキシコ。誘拐がビジネスとなっているこの国で、誘拐された娘を救うため、誘拐組織にたった一人で立ち向かう母の姿を描いたのが、『母の聖戦』です。 ボーイフレンドとデートするという10代の娘・ラウラを送り出したシエロのもとに、ある男がやって来ます。その男は「ラウラを誘拐した」と告げ、身代金を払うように要求するのです。男た

          • おすすめマンガ『鬼を飼う』~民俗学が関わっている魅力あるコンテンツ!~

            今回はkayserが担当します。 しばらくお休みをもらいまして、2023年最初の投稿です。今年は、これまで気になっていたことを少しずつ調べていけたらいいなと思っております。その調べたいこととは、昨年末に紹介した食に関することのひとつ「薬膳」、子どもの頃からずっと興味のある「民俗学」です。今回は、この「民俗学」に関することから。 「民俗学」をひと言でいえば、人々の生活における風俗や慣習、しきたり、伝承、言い伝えなどを歴史的に学んでいく学問のこと。これらの伝承や言い伝えには、妖

            1月13日公開オススメ映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』『モリコーネ 映画が恋した音楽家』『ひみつのなっちゃん。』

            映画ライターの松 弥々子が、今週末、1月13日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 SHE SAID/シー・セッド その名を暴け2017年に、世界の映画界やエンターテインメント業界、テレビ業界などを中心に巻き起こった“MeToo運動”。 権力を持つ男性から被害を受けてきた女性たちが声を上げ、「私も被害者である」と次々に立ち上がったこの運動のきっかけとなったのが、ニューヨーク・タイムズの2人の記者、ジョディ・カンターとミーガン・トゥーイーによる、ハーヴェイ・ワイン

            コクトーの美をスクリーンで堪能できる!「没後60年 ジャン・コクトー映画祭」

            2023年、明けましておめでとうございます。 この「犬猫映文館」では、本年も松 弥々子とkayserという犬好き・猫好きな二人が芸術やエンターテインメントの情報について発信していきたいと思います。 今回は、私、松 弥々子が担当します。 没後60年 ジャン・コクトー映画祭この年始、絶対に見逃せない映画祭がYEBISU GARDEN CINEMAにて開催されています。それがこの「没後60年 ジャン・コクトー映画祭」です。 ジャン・コクトーと言えば、詩人、小説家、画家、劇作

            2022年、映画ライターが選ぶ個人的おすすめ映画10選

            2022年もとうとう終わります。今年も、たくさんの映画を紹介させていただきました。 本記事では、映画ライターの松 弥々子が選んだ2022年のおすすめ映画10作品をご紹介します。 ウクライナの戦争や終わらない新型コロナウイルス、気候変動など、今年も世界は大きく変化しています。映画やエンターテインメントの世界では、そんな世相を反映した作品が多く登場しました。 映画業界では、いち早くウクライナ映画の上映を企画したり、心あるロシア人監督が製作したロシア映画が配給されたりも。 本記

            このマンガ、映像化してほしい!『桃源暗鬼』

            今回はkayserが担当します。 2022年今年最後にお届けする記事は、「このマンガ、映像化してほしい!」企画第13弾。しばらく振りのこの企画です。多くのマンガが存在する中、アニメ化やドラマ化される作品は、ほんのひと握り。2022年はマンガでも特に人気の作品が映像化されてきました。 今回紹介するマンガは既刊12巻、2年半も連載が続いている人気作品。いまだに映像化されていないのが不思議なくらいです。その作品は、「週刊少年チャンピオン」にて絶賛連載中の『桃源暗鬼』。昔話の「桃太

            12月23日公開オススメ映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』『フラッグ・デイ 父を想う日』『かがみの孤城』

            映画ライターの松 弥々子が、今週末、12月23日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY2012年、48歳という若さで亡くなった偉大なシンガー、ホイットニー・ヒューストン。彼女の半生を描いたのが、この映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』です。 本作では、音楽プロデューサーのクライヴ・デイヴィスに見出され、1985年にデビュー・アル

            『鴨乃橋ロンの禁断推理』アニメ化決定!!!

            kayserです。 先日のジャンプフェスタにて、『鴨乃橋ロンの禁断推理』が、アニメ化されることが発表されました!個人的に注目は、「俺ガイル」こと『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の渡航がシリーズ構成を担当すること!これはぜひ見なければ! よかったら、以前書いた記事もどうぞ〜!!

            祝!映画化!!!あの「推し武道」がついに実写映画化決定!

            今回はkayserが担当します。 以前、このページでも紹介しました「推し武道」こと『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』。現在、テレビドラマが放送中ですが、なんと来年春、劇場公開されることが決定しました! そこで、改めて「推し武道」の魅力を振り返っていこうと思います。 改めて「推し武道」について「推し武道」こと『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』は、「月刊COMICリュウ」にて連載中の平尾アウリ原作の漫画です。既刊9巻で累計発行部数100万部超えの大人気作品。 13歳にして漫画

            12月16日・17日公開オススメ映画『戦場記者』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『子猫をお願い 4Kリマスター版』

            映画ライターの松 弥々子が、今週末、12月16日・17日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 戦場記者日本人が平和な生活を謳歌している間にも、地球のどこかで行われている戦争や紛争。これらの“戦争の現実”を我々に伝えてくれているのが、戦場記者です。 このドキュメンタリー映画『戦場記者』は、TBSの中東支局長として、ロンドンを拠点に中東、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアと幅広い地域で取材を行っている“戦場記者”須賀川拓氏の監督作。 須賀川氏がパレスチナのガザ地区やアフ

            喰らうことは生きること。『土を喰らう十二ヵ月』が教えてくれたこと

            今回はkayserが担当します。 先日、沢田研二主演の『土を喰らう十二ヵ月』を劇場で観てきました。作家の水上勉が雑誌「ミセス」に連載していた料理エッセイを原案に、映画監督、中江裕司が監督、脚本を担当した意欲作です。 今回は『土を喰らう十二ヵ月』を中心に、食にまつわる作品を紹介します。それぞれの作品の魅力にも迫ります! 自然の恵みに感謝!旬を喰らう日々を描く『土を喰らう十二ヵ月』「なんと贅沢な映画だろう」本編鑑賞後、一発目の感想として、そう感じました。 信州の山奥で、一人、

            瑞々しい才能の宝庫!映画『美女缶』

            今回はkayserが担当します。 現在、Amazon Primeで配信されている映画『美女缶』。2003年に製作された自主映画なのですが、劇場公開され、フジテレビの『世にも奇妙な物語』でもリメイクされたほど当時、話題となった作品です。筆者にとっても非常に思い入れのある映画なんです。今回は、そんな名作『美女缶』を紹介します。 大学の卒業制作だった!?『美女缶』は、2003年に製作された自主映画です。しかも監督の筧昌也が大学の卒業制作として作った作品。 poosworks制作

            12月1日・2日公開オススメ映画『ワイルド・ロード』『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』『ブラックアダム』

            映画ライターの松 弥々子が、今週末、12月1日・2日に公開されるオススメ映画3作品をご紹介します。 ワイルド・ロード先日「11月18日公開オススメ映画『ザ・メニュー』『ある男』『ナイトライド 時間は嗤う』」でオススメした映画『ナイトライド 時間は嗤う』。 この作品では、物語はほぼ主人公が運転する車の中でリアルタイムで進行します。裏社会から足を洗おうと一世一代の大勝負をかけたドラック・ディーラーが、裏社会の金貸から命を狙われ、車の中で知恵を絞って生き抜こうとする物語です。

            好きなモノ、大事なヒトと出会う場所「東京蛍堂」の魅惑の世界『ゆめのまにまに』

            今回はkayserが担当します。 俳優や音楽家のマネージメント会社・ディケイド。その設立30年を記念した映画が作られました。タイトルは『ゆめのまにまに』。 東京・浅草に実在する骨董店「東京蛍堂」を舞台に、さまざまな物と人が出会う様を描いた物語です。今回は、そんな『ゆめのまにまに』を紹介します。 個性的な表現者の集うディケイド芸能事務所ディケイドの設立30年を記念し製作された映画『ゆめのまにまに』。ディケイド所属の俳優陣が揃って出演しています。 ディケイドといえば、俳優だけ