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勝手にスタグラ2022 vol.2 〜選手スタッツ FW編〜

こんにちは。ジェフサポーターのいぬきちです。
今年も「ジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化する」略して「勝手にスタグラ」という企画を進行中ですw
DF編に続いて、今回はFW編をお届けします。

公開済みの記事はこちら

※スタッツデータのソースはFootball LABのデータを利用しています。
Football LAB様!今年もありがたく使わせていただきます!


2021シーズンとの比較用に前年記事も貼っておきます。

グラフィックの説明はVol.1〜DF編〜をご覧ください。
それではFWの選手のグラフィックを見ていきましょう!

1. No.9 川又堅碁

2021シーズンは怪我のため一度もピッチに立てなかった川又堅碁選手ですが、2022シーズンもその影響が大きく、2試合出場したもののプレー時間は2分間とまだまだ復帰が遠そうな感じでした…
2023シーズンこそプレーする姿がみたいですし、ドデカイ花火を打ち上げてほしいです。
United Vol.307の勇人との対談は泣けたよ(´;ω;`)ブワッ

2. No.19 サウダーニャ

ジェフ2年目となったサウダーニャ選手は、2節琉球戦で得点するもののその後は途中出場が中心となり、後半戦に中国クラブへ期限付き移籍となりました。

出場記録を前年と比較すると、出場数16(-15)、スタメン出場4(-11)、出場時間633分(-837分)と半分以下に激減…チアゴの加入もあって出番を大きく減らすことになってしまいました。

プレー面では相変わらずドリブル値とパスレシーブ値の貢献度が高くチーム1位を記録しました!ボールを渡せば何かを起こしてくれそうですからねw
一方、シュート値やクロス値は減少してしまいました…ジョーカーとしての役割は不十分だったと感じます。

2023シーズンは移籍となりそうな予感しかしませんが彼のキャラクターならどこでもやっていけそうではあります。
その切れ味鋭いドリブルで沸かせ続けてほしいですね!

3. No.20 高木俊幸

セレッソから完全移籍で加入した高木俊幸選手!
個人的に2022シーズンのキーマンだと思っていたのですが怪我が多く、シーズンを通してプレーすることができませんでした。
ただし、2018年以来の出場時間1000分超えだったのでこの移籍は正解だったのではないでしょうか。

貢献度ではシュート値でチーム1位を記録しています。
スピードに乗った状態からでも精度の高いシュートが打て、威力のあるミドルシュートも打てる非常にシュート技術が高い選手でしたね!

その他にも攻撃、クロス、パスレシーブ、ゴールの地で貢献度が高く、攻撃面での能力の高さを見せてくれたと思います。
3得点3アシストはちょっと物足りないですけどね(^^;

高木選手は早々に更新のお知らせが出たため、2023シーズンもジェフでプレーすることが決まっています。
絶対にもっとやれる選手なので2023シーズンこそ大活躍の年にしてほしいです!

4. No.27 チアゴ デ レオンソ

1トップ候補として加入したチアゴ デ レオンソ選手!
出場数27、スタメン数16とある程度のプレー時間を得られたのですが、4得点3アシストと物足りない結果となってしまいました。
CBP値を見てもインパクトを残せなかったと思います…

チャートではパスレシーブ値で貢献したことがわかります。
足元で受けてフリックなど、パスを繋ぐプレーは非常にうまかったですよね!
ただし、ロングボールが主体のジェフでは、そのプレーがあまり活きず、空中戦の弱さばかりが目立ってしまいました(^^;
これに関しては強化部のスカウティングミスだと思うのでチアゴもフィットが難しかったと思います。

チアゴはすでに契約満了のお知らせが出ています。
プレー面では物足りませんでしたが、試合後に笑顔でスタンドに手を振るなど、人間性は素晴らしく誠実な選手でした。
チアゴの特徴が活かせるチームに巡り会えることを祈っています!

5. No.29 佐久間太一

ユースからの昇格1年目の佐久間太一選手は、4節金沢戦でプロデビューを果たすとその後9試合に出場しました。
出場した試合は全て途中出場で10分以下と短い時間でのプレーが多く、大きなインパクトは残せませんでした。

そんな中でも印象に残っている試合がホーム大宮戦です。
プレスからボールを奪取するとそのままシュートまで持っていくシーンがありましたが、結構仕掛けられる選手なんだなと印象に残っています。

ユース上がりのプロ1年目ということで出場機会が限られましたが、競争相手は2つ上のソロモンや1つ上のブワちゃんなので、全くチャンスがないという状況ではないと思います。
少しずつ結果を残し始めているユース選手のためにもソロモンに続く選手になってほしいです!

6. No.35 リカルド ロペス

夏に途中加入したリカルド ロペス選手!
大きな怪我後の加入であったため、初出場に時間がかかってしまい、出場数は僅か10試合で一度もスタメンでの出場がありませんでした。

ただし、はじめこそコンディションに難があって動けていませんでしたが、リーグ戦終盤では周りを使うプレーのうまさで途中出場からのアクセントになっていました!
水戸戦のPKにつながったパスや山口戦の3点目につながったパスからは、能力の高さを感じましたね!

出場時間は90分を超えていますがスタメン出場がなかったためチャートはなしとしています。途中出場だとボールが集まれば高い数値が出てしまいますからね。
実は、攻撃、パス、ドリブル、パスレシーブでチーム1位の数値を叩き出しちゃっていることは秘密にしておきますw
マジで能力は高かったみたいです(^^;
参考までに基準値変えない場合のロペスのチャート画像を貼っておきます。

こんなの基準にしちゃったら他の選手のチャートが小さくなっちゃうw

2022シーズンをほぼほぼリハビリで終えてしまったため、2023シーズンで本領を発揮してくれると期待していたのですが契約満了となってしまいました…
強化部としては3ヶ月間でも結果を出してくれると期待していたようです…だとすれば得点もシュートもゼロでは致し方ない結末です…まあ大怪我明けのベテラン選手なので予想はしていましたが…
などと余計な事を考えてしまうので考えないことにしますw
一体リカルド ロペスとは何だったのか!ロマンをありがとう!

7. No.37 ブワニカ啓太

ジェフ2年目となったブワニカ啓太選手!
出場数25(+11)、スタメン数16(+12)、出場時間1402分(+860分)と軒並み出場記録を伸ばしたブワちゃんは、得点数でも5得点(+4点)を上げチームに貢献してくれました!
特に19節からの3試合連続得点は素晴らしく、おかげさまで勝点7も稼ぐことができましたw

また、運動量も豊富でどこにでも顔を出してくれるのでブワちゃんと組んだ前線の選手は非常に助けられたのではないでしょうか。
パスレシーブ値の高さからもその点がわかりますね!

2022シーズンはブワちゃんにとって成長できたシーズンだと思います。
この勢いで2023シーズンも成長して2桁得点を目指してほしいです。
追伸、シュークリームは程々にw
(サポもこういうブームに乗っかりやすいのでみんな太っちゃうよw)

8. No.40 櫻川ソロモン

3年目のソロモンは途中チアゴにスタメンを奪われつつも終わってみれば最もスタメン出場を果たしたCFでした。
2021シーズンの勢いそのままに成長できたシーズンだったのではないでしょうか。

出場数36(+6)、スタメン数24(+5)、出場時間2041分(+376分)と出場記録を伸ばしただけでなく、得点数7(+3点)、アシスト数3(+3)と得点&アシスト記録も伸ばし、チームに貢献してくれました。
特に前年ゼロだったアシストを3回記録できたところに成長を感じます。アシストもできるとCFとしての幅が広がりますよね!

貢献度についてはチャートからもわかる通り、パワー系長身CFとしてやってほしいプレーができていたことがわかります。
ここからは個人的な評価ですが、2022シーズンのソロモンは「チームを勝たせる存在になる」という意志を感じる選手だったという印象が強いです!
特に得点には非常に拘っているように見えました。見木君とPKの取り合いもしてましたねw
アウェイ大分戦では正にそのような意志を感じるゴールを決めて沸かせてくれました!だからこそ勝ちたかった…呉屋め!
※なんて書きましたけど本日まさかの呉屋選手加入のお知らせがwよろしくお願いしまーすw

ジェフでの3年が終わり、十分に成長も感じられたソロモンですが、もっともっと高みを目指してほしいというのが本音です。
そのためにも2023シーズンこそ2桁得点を達成してほしいです!

9. No.41 小森飛絢

2023シーズンから加入内定している小森飛絢選手!
2022シーズンは特別指定選手として2試合に出場しました。
得点力に定評がある選手ですが、その片鱗はまだ見れず来季にお預けという状況です。

全日本大学選抜にも選出されたりと有望株の選手なので1年目から得点力を発揮して活躍してほしいです。

10. No.47 新明龍太

ユースからトップ昇格が決まっている新明龍太選手!
リーグ戦での出場がなかったため、私個人としてはプレーを見られていないのですが、天皇杯では結構ドリブルで仕掛けていたようです!

ドリブルで仕掛けられる選手が少ない現在のジェフにとっては貴重な存在になる可能性があるのでがんばってほしいです!

おまけ. FW全選手比較

FW全選手の90分換算値チャートを並べるとこんな感じです。

まとめ

vol.2としてFW選手のスタッツをまとめましたが、ブラジル人FW3選手があまり活躍できなかった一方で若手のソロモンやブワちゃんが着実に成長したシーズンだったとグラフィックからわかります。

チアゴとロペスの契約満了が決まり、サウダーニャの去就も不透明なので新しく外国籍選手を獲得するとは思いますが、J初の選手でうまくいっていないので国内からの獲得を検討してほしいです。
また、中堅の日本人FWも狙ってほしいところ(この枠には呉屋選手が来ましたw)。
若手の成長にかけるのもありですが得点力向上を目指すならFW戦力の強化にはしっかり対応してほしいですね!

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