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勝手にスタグラ2022 vol.1 〜選手スタッツ DF編〜

こんにちは。ジェフサポーターのいぬきちです。
2022年のJ2リーグも終わりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今年も「ジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化する」略して「勝手にスタグラ」という企画を実施したいと思います!
去年に引き続きチームと選手個々のスタッツグラフィックを作成しました。
W杯とかぶる間の悪さで申し訳ないですが、いくつかの記事に分けて紹介していきますので最後まで見ていただけると嬉しいです!

※スタッツデータのソースはFootball LABのデータを利用しています。
Football LAB様!今年もありがたく使わせていただきます!


まずvol.1として、DFの選手のスタッツから始めたいと思います。

選手スタッツは記録とCBP(Football LABの独自指標)で構成しています。
グラフィックの見方は以下のとおりです。

上段は選手の基本情報と、出場数などの記録を掲載。

下段はCBPですが、左側はシーズン値になります。
ちなみに黄色いゲージはその項目でリーグ1位だった選手の数値と比較した長さになっています。

下段右側は90分換算値をチーム内比較でチャート化しています。
どんなプレーでチームに貢献したか、得意なプレーは何か(プレースタイル)がわかります。
※ただし、出場時間が90分に満たない場合とスタメン出場がない場合は、チャートなしとしています(高すぎる数値が出てしまう場合があるため)。

2021シーズンとの比較用に前年記事も貼っておきます。

説明が長くなりましたがぼちぼちグラフィックをみていきましょう!

1. No.6 新井一耀

DF選手一人目は我らがエースストライカー新井一耀選手ですw
2022シーズンから6番を背負うことになった一耀ですが、飛躍の年となりました。

出場記録では、出場数39(前年比+10)、スタメン数38(+14)、出場時間3374分(+1197分)と大幅増加で定位置を完全に確保しました。
これだけ多くの試合に出場しながら警告数が僅かに1回という点も非常に素晴らしく、課題だったプレーの安定感を得られたといえます。
完全に選手としてピークに入りましたね!

そして一番注目したい点ですが、2021年シーズンの記事でこんな事を書いていました。

また、鈴木大輔より上背があるので得点数の向上にも取り組んでほしいところです。やっちゃえ一耀!

https://note.com/inukichi_inu/n/n5d430faf806a#8ec355ea-538b-4f69-a359-324d56f5ca6a

結果は皆さんご存知の通り8得点で前年比+6点!シュート成功率は驚異の32%!
CBなのにまさかのチーム内得点王でエースストライカーの名をほしいままにしましたw(竹内彬超えも達成!)
一耀さん!「やっちゃえ」とは言いましたがやりすぎですw

絶対に残ってほしい存在でしたが、めでたく2023シーズンもジェフでプレーしてくれることが決まりました!
一耀様!ありがとうございます!

2. No.11 米倉恒貴

2022シーズンも怪我に悩まされたヨネは、出場試合数こそ28試合(前年比+13)と増えましたが、スタメン数は-2、出場時間は-13分と2021シーズンとほぼ変わらず出場機会の少ないシーズンとなりました。

チャートもドリブル値と守備値が減少しましたがほぼ同じような形状でプレースタイルの変化は特にありません。
まあ特徴がはっきりした選手なのでこんなもんでしょう。

ひとつ残念だった点が得点とアシストがゼロだったことです。
DF登録ですが攻撃に特徴のある選手なので、そこの数字はほしかった。
というかそんなヨネの姿を見たくなかったというのが本音です…

正直、契約満了や引退の可能性もあるとシーズン中に感じていました。
ジェフサポとしてはヨネが躍動する姿をもう一度見たいですし、このまま終わってほしくないとも思っているのでがんばってほしいです。(去年も同じこと言った気がする…)
頼むよ!ヨネ!

3. No.13 鈴木大輔

2021シーズンから継続して2022シーズンもキャプテンを努めた鈴木大輔選手!
開幕から20節までスタメンで出場し続けていたのですが、試合中に怪我をしてしまい、結果的にその試合がシーズン最後の出場となってしまいました。

怪我の影響で20試合出場前年比-21試合と出場数がほぼ半減しましたが、守備での貢献度は非常に高く、パス値の貢献度は2021シーズンよりも向上しています。

また、2得点1アシストと攻撃面でも貢献してくれました。シュート成功率も一耀に引けを取らない28.6%という素晴らしい数値を残しています。
この辺は確実に大和田コーチのおかげですね!いい仕事してます!

大輔キャプテンで注目したい点ですが、2021シーズンの記事でこんな事をかいていました。

課題をあげるとしたらスピード…はもう厳しいので警告数の多さでしょうか。CBの選手なので5枚が多いかというとそれほどでもないですが少ないに越したことはないですからね(^^;

https://note.com/inukichi_inu/n/n5d430faf806a#ea78ecde-a2da-4b19-812e-db0d0941d021

結果はというと警告1枚だけ!!やればできるじゃないですかw
まあ頭のいい選手なのでちゃんと学習したのでしょうけど、素晴らしい結果だと思います。

めっちゃ良い声で冷静にロジカルに語ることができる大輔キャプテンはチームにいてほしい選手だと思うので、2023シーズンもジェフでプレーしてくれることが決まってホッとしています。
チームの意識を底上げする存在としてチームを高みへ導いてください!

4. No.15 チャン ミンギュ

2022シーズンも3バックの中央を主戦場としてプレーしたミンギュは、出場数や出場時間こそ減少しましたが2021年と変わらずアグレッシブでありながら安定したプレーを披露してくれました。
奪取値と守備値の高さや貢献度からもそれが読み取れますね。

4試合程ボランチ出場もあり、怪我人が多かったチームを助けてくれたことにも感謝したいです。
あと、グラフィックには載せていませんがフィールドプレーヤーで唯一セーブ値を記録していますwサンキューミンギュ!
(田口がしれっとキーパーグローブを渡したシーンを思い出しますw章太はもう少し冷静になろう!)

また、得点数2(+1)、シュート成功率11.1%(+6.6%pt)、アシスト数3(+2)と軒並み記録を伸ばし、攻撃面でも貢献してくれました!
ホーム最終戦のチアゴの決勝点をアシストしたシーンはシビレましたね!
(おかげさまで3年程現地観戦で勝ち試合を見られていなかった呪いも解けましたw)

さらに、前年より警告数-2、退場数-1とカード数も減らすことができました。まあ警告数4は多いですけどね。少しは加減を覚えたようですw

尹さんと共にジェフに加入したミンギュは、この3年間で一番成長した選手かもしれません。
正直、J1でプレーできる能力があると思うのでこのオフシーズンは覚悟を決めているのですが、もしも残ってくれたら全力で喜びます!!!

なんて思っていたら「町田に移籍」という情報が!なんでや!J1じゃないんかい(^^;

5. No.22 佐々木翔悟

鹿島から加入(2021シーズンは岩手でプレー)した佐々木翔吾選手は、冷静な守備とキックのうまさで貢献してくれました。
特にロングボールの質が非常に高く、ビルドアップに課題があったチームを助けてくれましたね!
若くて高さもある左利きのCBなんて貴重な存在なので、鹿島さんはなんで出しちゃったのか疑問ですw

出場すれば素晴らしいプレーを披露してくれた佐々木君ですが、2022シーズンは2度の怪我に泣かされたため、出場数は14試合、出場時間は1000分以下となりました。
若い選手なので怪我さえなければもっと成長できたと思います。ちょっともったいなかったですね。

スペックが貴重な存在なのでJ1に取られちゃいそうな気がしますが、シーズン通してプレーできたことがまだないので、ぜひ2023シーズンもジェフに残って1年間活躍し続けてほしいです!

6. No.26 西久保駿介

高卒ルーキーながら27試合出場、スタメン19試合、出場時間1692分と早々にA契約を獲得したエアマスターこと西久保駿介選手!
前評判通りの空中戦の強さだけでなく、負けん気とクレバーさを併せ持ったメンタリティーを活かしてどんどんプレーの幅や精度を高めていきましたね!

身体能力も高く、ロングスローはセットプレーに強みを持っていたチームの武器になっていました。
まあ中で合わせてほしい選手でもありましたけどねw
一人トレードオフですw

また、プロ1年目から初得点&初アシストも決めており、間違いなく2022シーズンで一番成長した若手選手でしょう!

チャートは小さめですが、徐々に成長した結果なので高卒ルーキーとしては十分でしょう。
ドリブル以外は満遍なくポイントを得ているので器用な選手だと思います。

2023シーズンもこの勢いで成長して代表常連選手になってほしいです。
平ちゃんから太鼓判を押されるほどなので間違いなく凄い選手になるはず!
クラブは絶対死守で!ダメなら移籍金5億位取ってくださいw

7. No.30 田邉秀斗

後半戦に川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した田邉秀斗選手!
加入早々のアウェイ岡山戦でスタメン出場を果たすとそこから最終節までスタメンで出場し続けました。

高卒2年目ながら素質は素晴らしく、高い守備力(守備値のチャートはチーム1位)、鋭い読み、足元のうまさと高いパス精度、スピードがありドリブルのコース取りもうまい、冷静で判断力がよい、チャレンジ精神も旺盛と良いところを上げればキリが無いです(^^;
全ての能力に奏でた選手でプレーの安定感も抜群でした。

田邉君のプレーで印象的だったのが突然中央を駆け上がるドリブルでしょう!
スピードに乗ったドリブルでスルスルと相手を交わしていくプレーには助けらましたね。岡山戦はマジで衝撃でしたw

期限付き移籍なので2023シーズンはフロンターレに戻るのが既定路線だと思います。
ただ、ゴール前で前を取られるなど克服するべき課題もあると思うので、もう1年ジェフでプレーするのもありではないでしょうか。
もしも期限付き移籍期間を延長してくれたらジェフサポが泣いて喜ぶよw

8. No.33 ダニエル アウベス

SEパルメイラスからの期限付き移籍で加入したダニエル アウベス選手!
母国ブラジルでもまだプロデビューしていなかった20歳の若者が異国の地でプレーするのは大変だったでしょう。
それもあってか序盤はほとんど出番がありませんでしたが、32節の徳島戦でスタメン出場を果たすとその後は少しずつ出番が回ってくるようになりました。

若い選手だけあって荒削りな部分が多かった(520分で警告4w)ですが、ドリブルやパスで積極的に前に仕掛けるプレーには可能性を感じました。
結構クロスも上げられていた印象です。
まあ上がったまま戻ってこない時も多くてヒヤヒヤしましたけどね(^^;

クラブからはすでに契約終了の通知が出ているため2023シーズンはいませんが、プロ1年目としてジェフで得られた経験が今後のキャリアにつながってくれると嬉しいです!
目指せNEXTダニ・アウベス!

9. No.45 矢口駿太郎

ユースからの2種登録でトップチームデビューを果たした矢口駿太郎選手!
途中出場のみでしたが役割を果たしてくれた試合が多かったと思います。
20節のホーム仙台戦の守備は圧巻でした!

途中出場のみ、出場時間90分未満のためチャートはなしですが、奪取、攻撃、パス、ドリブルといった数値が高くなっています。
22節のホーム大宮戦ではドリブルで持ち運んでシュートまでいったシーンもありましたね!あれを決めていたら確実にヒーローでした!

後半戦は怪我のため出場はありませんでしたが、良い印象のままシーズンを終えられたのではないでしょうか。
トップ昇格も決定していますし、今後が楽しみな選手ですね!

10. No.48 谷田壮志朗

甲府さんのコロナ延期でなぜかアホみたいな日程を組まれた3連戦(中2日でサンドイッチ)で、怪我人多数だったために急遽2種登録&メンバー入りした谷田壮志朗選手!
その節は大変お世話になりました(^^;

結果的には、2戦目の甲府戦のみの出場(途中出場から3分プレー)となりましたが、守備で貢献してくれました!ホームだったけど状況が状況だけに貴重な勝ち点1を得られたと思っています。
(終盤には若手3バック爆誕!未来しかない!)

谷田君はまだ高2なのでトップ昇格は決まっていませんが、また一人将来が楽しみな選手が出てきたと感じています。
順調に成長してトップ昇格を果たしてほしいですね!

おまけ. DF全選手比較

DF全選手の90分換算値チャートを並べるとこんな感じです。

まとめ

vol.1としてDFの選手のスタッツをまとめましたが、若手が躍動したシーズンだったとグラフィックを見て感じています。
2023シーズンは監督が変わるため3バックを継続するかはわかりませんが、尹さんが築いた守備のベース(守備戦術や思考)を活かして、チーム力を押し上げてほしいですね!

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