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2021年のジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化してみた vol.3 〜選手 FW編〜

こんにちは。ジェフサポーターのいぬきちです。
現在「ジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化する」という企画を勝手に進行中でこちらはその記事になりますw
MF編、DF編に続いて、今回はFW編をお届けします。

公開済みの記事はこちら

※スタッツデータのソースはFootball LABのデータを利用しています。
Football LAB様!非常に助かっております!ありがとうございます!


グラフィックの説明はMF編、DF編をご覧ください。
それではFWの選手のグラフィックを見ていきましょう!

1. No.8 岩崎悠斗

札幌からの期限付き移籍でジェフに加入した岩崎!
序盤はスタメン出場が何度かありましたが徐々に出場機会を失い、夏にJ1の鳥栖へ移籍することになりました。発表前の試合にも出場していただけに驚きましたね(^^;
ただ鳥栖に移籍するまでに16試合出場し内スタメンは7試合で、得点アシスト共に0とジェフではあまり良い時間を過ごせなかったので環境を変える判断は仕方ないかなと思います。

スタッツですが、シーズン途中での移籍となったためリーグ順位は不明です。
一方で90分換算値では、ドリブル値とシュート値でチームトップの数値を残しています。また、パスレシーブでも高い数値を残しています。
たしかにスピード、テクニック、推進力のあるドリブルはハイレベルでしたし、シュートの意識も高かったと思います。
ただし岩崎はドリブルで持ち上がってからの判断が悪く、良いタイミングでシュートやパス、クロスを放てなかったシーンが多かったと思います。また、シュートのバリエーションも少なかったため得点ができず自信を失っていったように感じました。

良い能力を持っているだけにもったいない状況になってしまっている岩崎ですが2022年も鳥栖でプレーすることになったのでブレイクしてほしいですね!

2. No.9 川又堅碁

怪我で一度も出場がなかった川又は、データがないため何も語れません(^^;
2022年こそ元気な姿を見せてほしいです。
シーズン終了後に川又の復帰が1番の補強だったと言わせる位の活躍に期待します!

3. No.10 船山貴之

ジェフに加入して6年目となった船山は2021年も存在感を示し、38試合に出場。34歳とベテランの域に入りましたが衰えることもなくチームを支えてくれました。
8得点はチーム2位の記録で2020年の3得点から大幅アップとなりました。
また、クラブのリーグ戦通算得点記録タイとなる54得点をマーク!名実ともにジェフのレジェンドと呼べる選手になりましたね!

スタッツを見るとドリブル値以外の攻撃に関する数値が高く、攻撃面での貢献度の高さがわかります。特にシュート値とゴール値はリーグ50位以内の数値を残しており、まさにストライカーと呼べる存在といえるでしょう。はぁ〜もったいない(*´Д`)=3

90分換算値では、パスレシーブ値、シュート値、ゴール値で非常に高い数値を残しています。チャートの形は見木選手と似ていますね。
ただ1500分程出場時間が少ないので同じ時間出場できていたならば、船山の方が多く得点していたかもしれません。そして得点記録を塗り替えていたでしょうね…はぁ〜もったいない(*´Д`)=3

で2022年なのですが、船山はいません…まさかの契約満了…タイムラインに溢れるサポーターの悲痛な叫び…
船山に頼ってばかりはいられないということなんでしょうが発表の仕方はもうちょっと船山の思いを汲んでほしかったと思います。
2022年は「やっぱり船山がいないと…」と思われないようなシーズンにしてほしいです。ありがとう成田の漢!

4. No.19 大槻周平

山形から移籍加入した大槻は、2トップの一角や1トップとして第10節までに7試合でスタメン出場を果たします。
しかし点が取れなかったせいか、徐々に出場機会を失い、夏に山口へ期限付き移籍となりました。

上背がないながらもロングボールに競り合ったり、前からのプレスでがんばったり、潰れながらもボールを収めてつないだりと泥臭いプレーができる選手だったので守備的なチームに1人はほしい存在だったと思います。
しかし序盤戦のロングボールを多用するサッカーでは無理がありましたし、とにかくゴールが遠かったので途中移籍も致し方なしといった状況でした。
結果論ですが編成ミスでしたね(´・ω・`;)
スピードがあるのでロングカウンターのフィニッシャーとして考えていたのでしょうか?今になってはよくわかりません(^^;

スタッツですが途中移籍なのでリーグ順位はなしとなります。
90分換算値も非常に小さいチャートになっていますが唯一パスレシーブ値で高い数値を残しています。いや〜無情なロングボールに対してがんばってましたよね(^^;

2022年はそんまま山口に完全移籍となりました。
泥臭いプレーでもチームを助けようとしてくれた働きには感謝しかないです。大槻選手!ありがとうございました!

5. No.37 ブワニカ啓太

高卒ルーキーながらも開幕戦でチームを助ける同点ゴールを決めて一躍時の人となったブワニカ君!
第2節で早速スタメンに抜擢されると、第6節までで4試合のスタメン出場を果たします。
しかしその後は徐々に途中出場が増え、後半戦は出場機会を失ってしまいました。

ブワニカ君はボールも収まるし、サイドに流れてから仕掛けてクロスもあげられるし、シュートの意識も高いしと総合力の高い選手だと思います。
その辺りがスタッツにも反映されていて、少ない時間ながらもすべての指標でポイントをあげています。
クロス値ではまずまずの数値を残していますね。

90分換算値では、クロス値とシュート値が高く、攻撃値、ドリブル値、パスレシーブ値でもまずまずの数値を残しています。このチャートからしても総合力の高さが垣間見えますね。

2021年の後半戦の状況で少し自信を失っている可能性がありますが、高卒ルーキーのほとんどの選手がぶつかる壁だと思うので、何とか這い上がってほしいです。
2022年の飛躍に期待しています。がんばれブワちゃん!

6. No.40 櫻川ソロモン

2年目のソロモンは25節にスタメンで出場するとそこから最終節まで不動のスタメンとして活躍しました!
2020年は出場数13(内スタメン数4)出場時間438分でしたが、2021年は出場数30(内スタメン数19)出場時間1665分と大幅に伸ばしており、昨年1番成長した選手だと思います。本格ブレイクの兆しが見えたのではないでしょうか。

スタッツですが、パスレシーブ値、シュート値、ゴール値でリーグ100以内の数値を残しています。意外とドリブル値も悪くないですね。
ポストプレーヤーとしてパスレシーブの数値が高い点は賞賛できますが、パス値はもう少しがんばってほしいと感じます。つなぎの精度を向上させてほしいですね。

90分換算値でも同じ指標で高い数値を残しており、パスレシーブ値ではチームトップの数値を記録しています。

1トップとして十分に役割をこなしてくれたソロモンですが、FWの選手としては得点数が課題だといえます。4得点は少ないし、シュートの成功率も10%以下では決定力不足と思われても仕方ないですね(チーム得点ランク上位の見木君と船山は15%を超えています)。
今年ブレイクを果たすためにも2桁得点を目標としてがんばってほしいです!

7. No.49 サウダーニャ

コロナの影響で遅れて合流したサウダーニャは、合流早々の第11節で途中出場すると12節からスタメンとなり16節までの5試合で3得点と活躍!
その点が評価されて24節までスタメンを飾ります。
しかし、25節に1トップの座をソロモンに奪われると、その後は途中出場がメインとなり、最初の勢いも失われてしまいました。

スタッツを見ると、得意のドリブル値とゴール値でリーグ100位以内の数値を残しています。13節と14節のドリブルからのゴールは圧巻でしたね!決めた瞬間変な声出ましたもん(^^;

90分換算値では、上記に加えてパスレシーブ値とシュート値も良い数値を残しています。
実際にボールは収まっていたと思います。ただそこからドリブルすることが多く、周りと連携するシーンが少なかった(パス値の低さからもわかります)ので1トップとして見るとあまり機能していなかったと思います。
まあどう見てもタイプは異なっていましたよね…ポストプレーヤーというよりもしかける系のFWって感じのチャートになっていますからね(^^;

サウダーニャは得意不得意がはっきりしているのでどこを改善すれば良いか悩ましい存在です。私的には得意なプレーを伸ばしてジョーカーとして活躍してもらうのもありかなと思っています。
キャラクターは100点なので途中から出場して得意のドリブルと持ち前の明るさで流れを変えてほしいです。

8. No.8 檀崎竜孔

岩崎と入れ替わるように札幌から期限付き移籍で加入した檀崎選手ですが、出場4試合はすべて途中出場、出場時間17分なので参考データも作れないと判断し残念ながらグラフィックなしです…というかイラスト描くのを失念していました(^^;
ごめんよ。札幌でがんばってください。

おまけ. FW全選手比較

FW全選手の90分換算値チャートを並べるとこんな感じです。

まとめ

vol.3としてFWの選手のスタッツをまとめました。
2021シーズンはなかなかFWの軸が定まりませんでしたね(シャドーの軸だった船山は除く)。
後半戦にソロモンをトップに固定してからは、前からプレスをかけられるようになり、ボール保持率も上がって攻撃の形も作れるようになっていったと思います(この点でも船山の恩恵あり)。

年が明けて今の所補強がないため2022年もソロモンの1トップ起用が有力だと思いますが、川又の復活起用もあるかもしれません。
トップの得点力が今のチームの大きな課題だと思うので誰がそこを解決してくれるのか楽しみでもあります。もちろん不安もありますけどね(^^;
2022年こそ良いスタートを切ってほしいのでFW陣には開幕から奮闘してもらいたいです。

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