1/19開催の文学フリマ京都に出店します!
文学フリマ京都に【出店名:inuibooks】として参加します!
新作は特別企画で、バレンタインに向けて、掌編小説『ラヴレター』をご用意しています。手紙を模したデザインで、プレゼントやインテリアにもおすすめの作品です。当日ご来場の際は、ぜひお手にとってみてください! 皆さまのお越しを心よりお待ちしています!
【第七回文学フリマ京都】
■入場料
無料
■開催日
2020年1月19日(日)
■開催時間
11:00〜16:00
■会場
京都市勧業館 みやこめっせ
1F 第二展示場C・D(京都市・岡崎)
■サークル名
inuibooks
■ブース配置
う-20(純文学)
■販売作品
『ラヴレター』※新作
純文学小説 B4両面カラー1枚 200円
『惑う部屋』※試し読み
純文学小説 104頁 文庫 750円
時間が食い散らかされて、ほんとうに心もとない。
怪物は、ガラスを砕いたギザギザの歯をしていて、ぼくの胸もとを食いちぎりにやってくる――。
ひとり暮らしの男が、手帳の日割りの欄にちっちゃな字で言葉を埋めていく。最近、記憶がとびやすい。夜ばっかりがループしているような、繰り返しの日常に嫌気がさして、引越しの準備を始める……。
「閏」「日和」「修一」三人の男女の一人称告白体で構成された中編小説。
『レインの匂い』※試し読み
恋愛小説 122頁 文庫 750円
レインがぼくをこわしてもかまわない。願いが叶わないのであれば、おなじ――。
真冬の深夜、「ぼく」は自分の部屋の鍵を落とし、アパートの廊下にすわりこんでいた。ひと晩泊めてくれた隣人の部屋で見かけた、Rainという名のお香の匂いは、懐かしくせつない遠い雨の記憶を呼び起こそうとするが...。いとおしく、恋しく、かなしい。雨の日のまどろみにも似た恋愛文学。
『千切る月』※試し読み
純文学小説 96頁 文庫 750円
夏休みのあいだ、伯父の家で暮らしている隼一は、慣れない土地に馴染めない。暗闇がにがてな少年・隼一は、深夜の線路道で、太陽がにがてな少年・初に出会う――。太陽とプールの水飛沫が輝く昼間と、深夜の線路道での初との遊び。光とも闇ともつかない、十才の少年の心のゆらぎをみずみずしく描く、純文学中編小説。
『アロエを折って』
純文学小説 16頁 B6判 500円
てんまどは、きっとある。
どうか、ぼくを、まっていてほしい。
不思議な死をくりかえす「ぼく」が、いつかの未来に希望を見る。
ときにせつなく、ときに滑稽で、ときに残酷。
ユーモアと哲学にあふれた散文詩的短編小説。
『神様にしか解けない智慧の輪』※試し読み
純文学シナリオ 76頁 A5判 1000円
わたしが昔、住んでいた町。通りかかった空き地で、同い年の美しい「有実」に出会う。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。当時近所で起きた凄惨な少女の死。今はもうなくなってしまった黄色い道。ピンク色のビーチサンダル…。絶望的な真実を思い出すまでの、つかのまの物語。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?