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自分のことは誰が一番わかっているのか

息子のことはわたしがいちばんわかっている。つもりでいるが、保育園での息子は先生が一番よく知っている。1日の大半を保育園で過ごしているということは先生が息子を一番知っているのか。んなわけない。だって生まれる前から息子と一緒にいたのはわたしだけだ。

ただ、今も含めてこれから息子と密な時間を今まで以上に取ることは難しい。時間的にも彼の生活的にも。一般的に小中高と通ってその後はもう大人の階段を上っていくわけで。そうすると「わたしの知らない息子」がどんどん出てくるわけだ。(文章にするとなんか怖い)必ず目の届く範囲にいなくなる時間が長くなる。だから今は、後悔のないよう彼と接したい。

自分のことは自分が一番わかっているようで多分わかっていない。人に言われて「そんな風に見えとったんやー」と驚いた経験はないだろうか。幾人もの人に同じような言葉をかけられると(わたしの場合「しゃべったらおもろいね」が一番多い)わたしってそんななんか。とわかってくる。

これからは子どもの笑顔のために仕事すると決め、その山に向かって進み始めた。その一歩が現在勤めている学童である。今まで本当にいろんな会社に就いた。派遣なので転職とはまた違うかもしれないが、お世話になった会社は10を超えている。学童はそのどれとも違い、自分の体と脳で勝負しているところがある。

子どもは基本元気だ。おとなしい子もいるが、しゃべらないわけではない。めっちゃしゃべるやん、とびっくりする子もおる。その子がどんな子かは、観察しないと、しゃべってみないとわからない。

誰と仲がいいのか、どんな遊びが好きなのか。宿題中の様子も大事。学童にいる時間どう過ごしているかは、親御さんたちは知らない。うちの学童では子ども達の様子を写真に撮るのだが、わたしはできるだけカメラ目線ではなく、集中している夢中になっている写真を撮るように心がけている。カメラを向けても真剣に遊んでいる子もいれば、笑顔を向けてくれる子もいる。

うちの子こんな感じで宿題しとるんや、そんなおもちゃで遊ぶんや。こんな表情するんや。って発見してもらえたら嬉しい。最終的にディスクに焼いてプレゼントするので、子どもと一緒に見て楽しんでお話してほしい。

長い付き合いの人はもうわたしの性格や特性を知っているが、それでもいろんな話をするうちに「そんな風に考えるんや」と言われることがある。それとは逆に「そんな風に思ったんや」とわたし自身発見することもある。

学生の頃だったか忘れてしまったが、社長になりたい、自分の会社を持ちたい。と思っていた。本屋さんを作るのを目標にしたのも大きかったのかな。「経営者ではなくサポートするのが合っている」と最近言われた。経営者に向いている、なれると考えたことはなかったが、薄々そんな気はしていた。

すでにあるものをもっとより良きものにしていこう、とアイデア出したり考えるのが好き。とにかくスッキリさせたい。捨てたい。断捨離好き。整理整頓得意です。的な性格。

逆に0→1が、まぁ苦手。思いついたとしてもどうやってやる?って一生考えとる。だから、優秀なサポート役がおったらわたしでも経営できるのではなかろうか。と思っていた。

やってないからなんとも言えんが、サポートが向いとるなら自分のやりたいことを小さくやりつつ誰かのサポートがやりたいな。と思った。確かにわたし応援するの大好き。好きな人が大成功するのほんと嬉しい。今クラファンを始める友達が3人いて、応援で忙しい。これは次回の記事で詳しく。

自分のことを知るために心理学学んだり、心理テストやってみたりしたけど、一番手っ取り早いのは人と話すこと。自分が話したい相手からの意見は、ちょっとそうかしら?って思うところがあったとしても、大きく外れていることはないと思う。むしろ発見が多くて面白いんちゃうかな。

もし、自分って何!?って悩んだら、とりあえずいろんな人としゃべってみればいい。意外な発見があるはず。


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