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ごめん。アーメン。

会社の帰り、ドア付近に立って、電車の外を見ていた。停車駅に止まり、ドアが開いて、また閉まる。ドアのゴム部分に、1匹の羽虫がぺしゃんこになっているのを見つけた。

どうやら、ドアのところに運悪くとまってしまい、ドアが閉まるのにも気づかず、そのままぺしゃんこにされてしまったようだった。

人間の文明の発達により、一つの命が失われた。1匹の羽虫の人生はどんなだったのだろうか。飛んで飛んで、疲れたらどっかにとまる。そんな人生だったのだろうか。友達は、家族はいたのだろうか。まだまだ飛びたかっただろうか。

人間の住みやすいように、色々と作ってしまってごめん。アーメン。

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