見出し画像

母に会いたい

なんだか気付けばnoteが私の願い事を書く場所になってるな。

今日志村けんさん逝去のニュースに日本中が悲しみと動揺といよいよ事態の深刻さに気づき戦慄し、Twitterはもうなんかとてもしんどい空気。

週末自粛が明けた街では誰もが伏し目がちに足早に人混みを抜けようと忙しない。狭い道ですれ違った人の荷物が娘に当たり「いたいっ!」と大げさに娘が言うものだから、つい私も睨みつけてしまったり。誰もが不安の中で少しずつ余裕を無くしてる、私も。いかんいかん。

私と娘と夫、私たちの生活を守るためにはとにかく冷静になって予防につとめるしかない。元々衛生管理の面で杜撰だったので、むしろこれを機に意識改革できて良い。
ただ案じる以外にどうしようも出来ないのが故郷の親のこと。

肺ではないけど持病持ちの両親。志村けんさんと同じ歳。

コロナ関連のニュースで心底震えたのが、コロナが発症して死亡した場合は隔離されたまま火葬され、家族の誰も最期に立ち会えないという事実。
父や母の死に目に会えない、もしかしたらそんなこともあるかもしれない。と子供を持ってからはぼんやり覚悟はしていた。けど絶対今ではない。今はやめて。父か母、次会う時が骨だったらと考えるだけで気が狂いそうだ。

父に会いたい。
母に会いたい。
電話をかけ、孫の近況と最後に少しだけ気遣う言葉。もう少し繋がっていたくてメッセージも。

2年前にTwitterのコミックエッセイコンペ用に描いたやつ。思わず引っ張り出してしまった。

母に会いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?