見出し画像

飼い主が先に天国へ逝った犬のお話

この写真は義母と初代トイプードル「真理」ちゃん
母の膝に抱かれて毎日過ごしていました
義父と義母と主人の3人家族に飼われ、私が主人と結婚する?を
1番に知っていたかもしれない子です
他人の膝で寝ない子が私の膝で寝たというので
義父が驚いていたぐらいでした

今のように散歩してもトイプードルに会う事も無く
珍しい犬種でした
この子の賢さを見て、もし私達が飼うのならトイプードルと
思っていました

義母が入退院を3回だけ繰り返し58歳で亡くなった時
そのお通夜の晩
この「真理ちゃん」がした事は
義父や主人や親戚の方達は葬儀場
義母も安置されて
犬連れでは行けないので、私と留守宅を守る
今とは違い、葬儀場に宿泊施設もない時代
親戚の方々が入れ替わり休みに来られます
夜間、真理ちゃんを寝かせようとトイレ後
布団が足りず、キッチンの床に座布団を並べて
ストーブの前で(1月)横になるのですが
(いつもそこで寝てた子なのです)
両方の前足を突っ張って寝ないのです
いつもの膝に寝かせても寝ない
無理に横に抱いても寝ない
朝まで、両足を突っ張って
壁を見て、動かず・寝ず
私は疲れと眠いのとでうとうとしながらも
真理ちゃんを見ていましたが
一睡もしなかったです

次の日は葬儀でしたので、真理ちゃんのお留守番は心配
ないのですが、姉が小さな子連れでしたので
留守番を姉に任せ
全てを終わらせて、真理ちゃんの元へ
義父が戻り、その膝で寝るようにはなりましたが
義母が居ないというのは、もう分かっているようで
探す事もしません
誰も「お母ちゃんは?」とも聞きませんしね

犬って凄い
室内で家族として過ごすと(13歳半ぐらい)
何もかも分かってるし
お通夜で寝なかったあの姿
今でも昨日のように、腕の感触があります
あの姿をみて
やはり犬は先に送ってあげるべき
飼い主が先に逝くものではないなと
(義母の場合、病気なので仕方ないのですが)
それを見て、後で知った、数字の不思議を知ってから
私にはペットロスは無くなりました

義母が亡くなったのが 1月18日
真理ちゃんが亡くなったのは次の年の8月11日なのです
ほら、背筋が寒くなりませんか?

逆の数字なのです
それに気づいた時は母が呼んだのだろうなぁ~と
思いました
今は天国で義父・義母の膝で交代に寝てるだろうなぁ~と
思います
しかも義父の葬儀の日は11月8日なのです
118・811・118
偶然とは思えない家族の絆でしょうか?

不慮の病気で飼い主様が先に逝ってしまう事もあるでしょう
ペットを飼う時は必ず、自分に何かあった時
誰にお願い出来るのか?考えて飼うべきですね
ですので、むやみに増やさない事も大切だと思います

〇今日のひとこと
犬を飼っていてつらいのは
あまりにも早く死んでしまう事だ
でも、犬が15年生きてそのあげくに死んでしまったら
私はいったいどうしたらいいのだ?
   ・・・・サー・ウォルター・スコット・・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?