最近始めたふるさと納税について語る【デメリットあり?】
だいぶ前からお得と話題になっていたふるさと納税ですが、2023年からやっと始めた犬塚です。
お得だとは分かりつつも、仕組みをちゃんと理解することだったり、税金の話とかも絡んでくるので意外と敬遠されがちな気もしております。
意外と利用率が低いふるさと納税
調査によると、2023年のふるさと納税の利用率は28.4%とだいたい3割程度みたいです。
20代で最も利用率が高くて、50代以上の非利用率が顕著、とあるのでやはりネット上での申込が必要なので比較的高齢の方からは敬遠される傾向のよう。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000444.000055900.html
ふるさと納税の仕組みとメリット
ふるさと納税の細かい仕組みは色んなとこで詳しく解説されているので細かい説明は省きますが、ざっくり言うと
地方の自治体に寄付してその地域の特産品がもらえる。そして寄付した金額から2000円を差し引いた額が、翌年の税金(住民全もしくは所得税)から控除される
みたいな内容です。
分かりにくいな、と思う方向けにもっとシンプルに一言でまとめると、
税金を前払いして美味しい食べ物とか、自分の欲しいものが色々もらえる
みたいな感じです。
ちょっと考えてみてほしいのですが、税金払って何ももらえないのと、税金払って美味しい食べ物もらえる、どちらか選べ
と言われたら、どうせなら美味しい食べ物もらえる方が嬉しいですよね。つまりはそうゆうことです。難しいことはあまり考えず、脳死で「確実にお得だからやる」でも全然良い気がしています。
ちなみにこの「前払い」って概念が抜けている人が意外と多い気がしております。なぜ前払いになるかというと、ふるさと納税した分の控除は
翌年6月~の住民税から控除されるからです。ふるさと納税をしてから控除されるまで、最短でも半年、長くて1年半くらいの期間があります。
後ほどこちらについて少し触れますが、これがふるさと納税を分かりにくくしている1つの要因な気がしています。
メリットの大きさは所得によって変わる
とりあえずお得なら色んな自治体に寄付しまくろう
と思いたいですが、ふるさと納税できる金額は所得によって異なります。
細かく言うと扶養している家族がいるかどうか、子供が何人いるかで細かく変わってくるのですが、いったん独身者と仮定してそれぞれの年収での年間納税可能額は以下のような感じになります。
400万:約4万円
600万:約7.5万円
800万:約13万円
1000万:約17万円
シンプルに年収が高ければ高いほど寄付できる金額も増えて、お得度もあがるという仕組みです。なので収入が高い人ほど、積極的にふるさと納税をやっているイメージですね。
例えば年収1000万の人は、17万円分フルで納税(税金の前払い)した場合、翌年の税金から16万8000円(17万から2000円引いた額)が控除されます。
そしてだいたい納税額の3割程度の返礼品がもらえるので、だいたい5万円相当の食べ物やら家電やらがもらえるみたいな感じです。
ふるさと納税でもらった美味しい食べ物たち
私が2023年にふるさと納税してゲットした食べ物は以下の通り。
・いくら
・ハンバーグ(2回)
・ねぎとろ(2回)
・豚バラ(2回)
・ハラミ肉
肉と海鮮系をバランスよく、といった感じですね。
豚バラは日常生活で頻繁に使うので、だいぶ助かりました。
基本的に全部量が多いので、独身一人暮らしというよりはファミリー向けなのは正直なとこあります。
鶏もも肉1.5キロとかもあって、主婦層からかなり人気みたいですね。
どのサービスがおすすめ?
ふるさと納税のサービスは実はたくさんあるのですが、主要なものは以下のサービスかと思います。
さとふる
楽天ふるさと納税
ふるなび
ふるさとチョイス
中でもさとふると楽天ふるさと納税が人気のイメージ。私はさとふる使ってます。
たまに「この特産品はさとふる限定!」とかありますが、基本的に品ぞろえはどこのサービスも変わりませんので、決め手となるのはポイントだと思います。
さとふるは寄付金額に対して数%のPaypayポイントが付与されたり、楽天ふるさと納税はキャンペーンが重なったりすると楽天ポイントが結構もらえます。
さとふるは会員ランクがあり、一番上のゴールドになると寄付金額に対して5%程度のポイントバックがあったり、楽天は10%以上貯まることも珍しくないそうです。1万円寄付すれば500円~1000円分以上のポイントがもらえるイメージです。
このポイントバックがふるさと納税を更にお得にしているのです。
ふるさと納税のデメリット
メリットばかり語ってきましたが、個人的に思うふるさと納税は大きく2つあると思っています。
おそらく多くの方がこれらの理由からふるさと納税をやっていないのでは、と思っています。
①めんどくさい
仕組みを理解することに若干頭を使うので、面倒くさがる人も多いかと思います。
あとは納税した後に、「この自治体に税金を前払いしましたよ」申請みたいなことをしないといけないので、そこも良く分からないからやりたくない、という人もいるのではと思います。
確定申告をする人ならその際にさくっとできちゃいますが、おそらく多くの人は確定申告をしないので、専用の書類に必要事項を書いて自治体に送付する、といった作業が必要です、ただ今はほとんどのふるさと納税のサービスで「ワンストップ特例申請」みたいなWeb上で簡単に完結するものがあるので、そこの手間は全然かからないです。
ただ最初は慣れるまでどうしても気を使うので、そにあたりは受け入れる必要があります。
②お得感が感じにくい
上述の通り、ふるさと納税は税金(主に住民税)を前払いして、翌年の税金から控除されます。毎月の給料から少しずつ引かれる住民税の金額が少なくなり、手取りが少し増えるイメージですね。
ただ、個人的には毎月の手取りが数千円上がったとこで、幸福感は感じにくいです。
翌年にまとめて還付金のような形で、5万だか10万だかもらえるとより「お金得した感」があってありがたいのですが、同じことを思った方はいないでしょうか。
結論
ふるさと納税は多少の手間はかかるものの、確実にお得なので絶対にやるべきだと思います。
手間も慣れてしまえば全く気にならない簡単な作業なので、特に収入がある程度ある人は明らかにメリットの方が大きいです。
まだふるさと納税したことない方は、この機会にぜひどうぞ。
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