見出し画像

メキシコに行った-その3

<オアハカ1日目>
どうしても行きたかったオアハカに到着した。空港からホテルへタクシー移動。空港からの道、サボテンだらけ。(人工的に植えてる)そして、MERIDAより圧倒的に、なんだか街が大きい。道が広い、車も多い、規模感が大きい。待て、MERIDA、もしやど田舎だった?(100万人人口いるのが嘘みたいにそう思えた)ど田舎というか、古いというか。オアハカの方が、先住民の割合も多く手工芸が栄えてる、って前知識を入れてたから素朴な感じを想像していたのに、何かが違う、全然違うぞ。そして多分いわゆるセントロ(歴史地区っぽいところ?)に入っていくと、建物がカラフル。この辺はMERIDAに似ているけれど、もうちょい街自体が大きく感じた。そして、グラフィティもMERIDAより多い気がした。

乾燥した大陸って感じの風景。

朝だったけれどホテルにチェックインできて。次の日とその次の日の遺跡ツアーを予約して。メリダもオアハカも、ホテルとはいえどなんだかレトロなアナログな感じでとても良かった。エアコンはないし、エレベーターもないけれど、ベッドは広いし家具や内装が可愛い。メリダは湿気でめちゃくちゃ暑かったけれど、オアハカはドライで25度くらいの快適な気候だった。

ホテルのパティオ。吹き抜けで気持ちいい。

早速街をフラフラ。教会だらけだぞ。ここのソカロはメリダの工事中ソカロとは違って、でっかい公園って感じで、多分日曜日だったから演奏会してたり、人がいーっぱいそれぞれ自由に過ごしてた。あと、ストリートフードも多い。

ZOCALO
音楽会@ZOCALO
教会だらけ。メキシコのはドーム型。
後日私がやられることになるChapilines。コオロギやと思う。

市場も大きくて、手工芸品のと食べ物のに分かれてて。いかにもメキシコ!!!!っていう感じのカラフルが溢れてて、テン上げ半端なかった。「これや!!!」という感覚が身体中駆け巡って、これぞ旅行の醍醐味というか、アドレナリンが止まらなかった。市場の中も、マリア様(多分)がいたり、壁全体に絵が描かれていたり、あー楽しい。お腹が空いてたので、お昼ご飯を。事前リサーチしていたお店を探す。でもその間にも私が愛してやまないPapel picado(吊るされたたくさんのカラフルな紙)がそこらじゅうに溢れてて、目が、頭が、忙しい。チョコ屋さんやらコオロギ屋(多分)とか色々寄り道をしつつ、「CHABELITA」という店を発見。めちゃくちゃ混んでたけど、怯まず店員を見つけ「Para dos por favor!!!!」と攻め込む。うまいタイミングで席が空いて、オアハカ名物の薄いピザみたいなTlayuda(トッピングは豆ペースト、アボカド、キャベツ、トマト、オアハカチーズ、バーベキュー3種載せ、みたいなイメージ)と、チキンのMoleを頼む。飲み物はあんまりい感じの見つけられず、まだこの旅で飲んでなかったオルチャータを注文。余談だけど、サンディエゴに住んでいた時にオルチャータに出会った。その時のお店は大学の横の店で、オルチャータは飲み放題で、なんか夏の思い出感があって思い出深い飲み物。スペインにもあったけど、なんとなくメキシコのイメージが強くて、メキシコでも飲みたかった。味はどこで飲んでもまぁ大体一緒だけど、優しくてさっぱりしてて美味しかった。TlayudaもMoleもとんでもない量だったけれど、どちらもとっても美味しくて大満足!ほんとTlayudaはどの店にも重なってて、オアハカ〜!って感じだった。

Tlayuda パリッパリで肉肉しくて最高
これが本場のMoleやで〜 チキンもなんか生命力を感じた

あ、オアハカチーズはほんとさけるチーズの原型と言われているだけあって、そっくりだった!見た目はぐるぐる巻いて売られているけど、味や食感はなかなか似ていた。

独特の見た目だけど、美味しい

市場の中にはバーベキューのエリアもあって、Tlayudaの上に載ってたお肉セットがバーベキュー的に売られていて、とても面白かった。だからあんな炭火焼きの匂いがしたんだな〜って。

こういう肉のプレゼンスタイルのお店がずらり
その真横でジュージューやってる

そして、この市場の周辺部にはチョコ屋さんがいっぱいあり。オアハカはチョコの原産なのかな?と思い、お土産用に爆買い。多分、このチョコだいぶ癖アリだから、お土産にはちょっとな、、とも思いつつ、私が好きだから、それでいっか、と。このワイルド感、砂糖のジャリジャリ感がたまらんのだ、、、。。MOLE用のチョコとかが売られていたり、KG単位でチョコが何種類も売られていたり、初めて見る光景で、あーーメキシコやん!!と興奮しっぱなしでずっと大暴走してた。

チョコだらけ
Mole用チョコ
Mole用チョコ2

そして、メキシコの友達と、今回の旅行の相談をしてる時に「Concha(コンチャ)」というパンの話になり、「ねぇそれ日本のメロンパンと一緒やん!!」「ほんとやん!!!!」と盛り上がったコンチャをオアハカのパン屋で見つけ。ていうかオアハカ、パン屋さんだらけだったそういえば。で、コンチャは絶対食べて友達に写真送らなくちゃ!とコンチャを食べる。まじで、メロンパン。メロンパンは上のクッキー箇所があみあみ、コンチャはウェーブ。それくらいしか違いがわからないくらいそっくり。なんかもう親しみしかないわ。

最上段の黄色っぽいのがコンチャ

そして、オアハカで一番大きい(多分)サントドミンゴ教会へ。ここに行くまでのストリートが、露天商(多分オアハカの田舎からの物売り、出稼ぎ的な)がたくさんいて、かつお店も工芸品を扱うところがたくさんあって。このストリートだけで、「栄えてまっせ!」という感じが満載だった。カラフルで、まーすごい。今思えばこじんまりとしたメリダから来たので、全てが畳み掛けてくるような勢いを感じた。建物はカラフル、Papel picadoがそこらじゅうはためき、売られているものも極彩色の工芸品。色が押し寄せるとはこのこと!好き!大好き!!!とずっと頭の中一人パーティー状態で歩きまくって。この日朝3時半起きとかだったのを忘れるくらい。教会の中には残念ながら入れなかったんだけど、まぁオアハカの行くべきとこは大体回ったかなと。

店内にもPapel picado
大きなジャガーのAlebrijesが建物にくっついてる
Artesenalsのストリート
色が溢れて幸せ
教会だらけ
こっちがサント・ドミンゴ教会 めちゃくちゃ大きい
教会のすぐそばの通り。カラフルで綺麗。
そこらじゅうのpapel picadoに目を奪われる
Alebrijesに目を奪われる
こんな感じでずっと露天商が道で何かを売ってる

疲れたし、夜ご飯食べるには早いし、Double decker的なのがいっぱいいたから、とりあえず乗ってみて。まー爆睡。隣のアメリカ人女性に頭がぶつかり。「ごめん私今日朝めっちゃ早かってん!」と謝ると「ええでええで!」と。てかメキシコ、メキシコ人かアメリカ人しかいないんかって感じやった。オアハカの方が観光客多かった。(でもメキシコ人かアメリカ人、たまにヨーロッパの人)もうほんと徹夜明けみたいに船漕いでた。なんというか、オアハカの建物はヨーロッパの香りが強い。装飾が凝っている。え、この街は裕福やったんか?でも先住民が多いんよな?と色々混乱。どうもメリダと比較してしまうけど、メリダにはそんな凝った建物なかったよ。植物の大きさはどっちもどっちで巨大だけれど、オアハカの方が圧倒的にサボテンが多い。そして1時間ほどのライドを楽しみ、(ガイドがスペイン語だったのでほぼ分からず。勿体無い)

ダブルデッカーの2階より。こんな凝った建物絶対メリダにはなかったと思う。
白と紫も綺麗

今回初めて軽い夕食。なんでかって、日曜で、レストラン全然やってなかった。なので、めちゃくちゃおしゃれなバーみたいなとこのパティオで軽くつまむ。ミニミニTlayudaみたいなのにコオロギ乗ってるのとか、四角いトルティーヤみたいなのを食べて。なんか結局全部具材は同じように感じるけど、とりあえず映えがすごかった。オアハカ、恐るべし。

今回の旅行で1、2におしゃれやったかもしれない
おしゃれすぎる小さな何か
コオロギ食べた

朝も早かったのと、次の日はミトラの遺跡のツアー(早朝)だったので、さっさと寝る。やー、オアハカのテンションぶち上げ度合い、今まで行った旅先で指折りに入る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?