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こそっと買った服をしれっと着る方法

「その服、買ったの?」 パートナーからそう聞かれると、悪いことをしているわけではないのに、罪悪感を持ってしまいます。隠す必要はないのですが、買い物が増えてくると新しく買ったという事実を隠したなる心理をおわかりしょうか? とはいえ、自分が買う服の系統は同じような感じなので、相手からすれば手持ちの服と比べても気づかれないような微差。「前から持ってました感」を醸し出して誤魔化しています。 「実家から発掘してきた」「職場のロッカーに置いていた」という別の次元から現れたパターンか、「

    • あいつが俺で俺があいつで

      カーキ色のアウターが好きなんです。でも自分が思っているカーキはオリーブと呼ばれていて、カーキは自分がベージュだと思っていた色を指すようです。今まで覚えた全部がデタラメだったら面白いというわけではなく、そんな気持ちわかるでしょうか? ENGINEERED GARMENTSというブランドでのカラーの呼び方の話でした。 こちらはそんなEGの派生ブランドであるWORKADAYのジャケット。GWの旅行で夜が肌寒さかったらどうしようとかいう問題に対して、別に解決方法があるにも関わらず

      • 今更ですが2023年GW

        こちらは下書きに残っていた記事です。今年の春が来る前にUPします。 新しい洋服を着るときって、どこか特別な日にしてみたい。でも、日常の連続にはどこにも特別はなくて、新しい服を買ってもなかなか着る機会を作れないというジレンマに陥ってしまいがち。 それでもGWは旅行や遠出などの特別なお出掛けの機会もあり、何よりSSの洋服は「GWに着てみたいな」という思いで買うものも多いので、今年も新しい洋服をおろせました。 2023年のGWに新しく着た春モノがこちら。 2023年4月に全国

        • 「この時期に真冬のアウター買うか?」問題

          AWが立ち上がってしばらく経って、そろそろ冬モノアウターも売り場に出始める昨今ですが、まだまだ最高気温30℃超。まともな感覚ならダウンやコートなんかを買おうとは思わないのですが、「欲しい時にはなくなっているのでは?今買わなくて大丈夫?」という服好き特有の心配性が発症します。 夏の暑さが残るこの時期に買うベビーアウターは、実際に着る時になってみると微妙にニーズと乖離していることもあって博打のような先物買いみたいになるのですが、なるべく失敗はしたくない。 急な北国への出張とか

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          甘やかされると不安になる

          最近はニューバランスばかり履いていて、それはそれで快適なのですが、そんな履き心地に甘やかされていると、ふと「もしかしたらニューバランスなしでは生きられない身体に調教されてしまったのでは…」と不安に駆られてしまうことがあります。 「今後どんなことがあっても生きていけられるように、たまにはニューバランス以外のスニーカーを履かないと」っていう志に目覚めて購入したのがこちら。 オリジナルにこんなカラーリングはなかったけど、マイケルジョーダンの出身大学のノースカロライナ大学のチームカ

          甘やかされると不安になる

          出会いたいなら出かけよう(OUTIL購入記録)

          ここ数年、購入するのは洋服は、ENGINEERED GARMENTS(エンジニアドガーメンツ)が多かったのですが、コロナへの警戒がゆるくなるにしたがって、お店にも行くようになり、新しいブランドの洋服にも手を出すようになってきました。 気分が解放的になってきたのもあるし、引出しを増やしてみようと思うようになったのもあります。「EGばかりだったんだけど、もう少し肩の力抜いた洋服も気になるかな」って店員さんとあれこれ話してて勧められたり、そんな目線で探してみて出会ったりする買い物

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          フラッグシップを手にするということ

          2022年11月に発売されたニューバランスの990V6。これまでの990シリーズに比べて、スポーツに振ったデザインが賛否両論でしたし、その値段にも戸惑いが見られました(36,300円!)。 自分も同様に発売当初は二の足を踏んでいたのですが、4月某日、店頭でこのブラックのモデルを買う機会に恵まれたので、1分間(脳内では3ヶ月)迷った挙句、お持ち帰りしてしまいました。 結局のところ、購入の決め手は「自分の好きなメーカーが数年ぶりにフラッグシップモデルを発表したのだから、オンタイ

          フラッグシップを手にするということ

          日常着をアップデートしたい

          本当にセンスのいい人って、人前でのプレゼン資料やレポートだけ取り繕っているのでなく、日常のメモやスケッチも整然としています。アウトプットのレベルアップは、日常の作法の底上げが大事なんだと思います。 洋服にしても同じで、センスを磨くには「他所行きの一張羅」を頑張るよりも「普段着の底上げ」が大事。 街中を歩いていても、お出掛けコーデを頑張ったんだなってことが伝わってくる人はダサく感じます。「頑張ってる感」が滲み出さないためには、実際に頑張らずとも良さを表現できる日常の底上げが大

          日常着をアップデートしたい

          想い出はいつもキレイだけど(旅行先で洋服を買う理由)

          旅行は想い出だけ持ち帰る。 それも美徳だと思います。 しかし想い出は薄れるもの。 だからこそ自分は旅先で自分のための買い物をします。買ったのモノを見るたび、使うたびに「あのとき、こんなところに行ったね」と思い出したい。 自分の場合は、ご当地の置物や便利でもない日用品だと所在に困るので、地域のセレクトショップで洋服を買うことが多いです。元々欲しかったものを買う口実にしているだけと言われればそうなのですが… 「旅の想い出枠」のためならと財布の紐も緩みます。 そんな感じで去年購

          想い出はいつもキレイだけど(旅行先で洋服を買う理由)

          大人になればわかる

          コーヒーの苦味やビールの刺激。大人になるにつれて理解できるようになります。 ローファーのイナたさにも同じことがいえます。若いころはその良さに気づかず「おっさん臭い」と距離をとっていたけど、実際におっさん年齢になるとローファーを履きたくなる瞬間が現れます。 逆バリ的に手にするのではなくて、嗜好の隙間にちょうどハマる感覚。けっしてカッコいいと思うわけでもなく「好き」と言える型でもない。それでも自分にしっくり収まると感じられれば、ローファー適齢期。大人の始まりです。 そんな感じ

          大人になればわかる

          同じような服や靴を買ってしまう問題

          いろんな種類の服や靴でワードローブが充実していても、結局は気に入ったものをヘビーローテーションしてしまいがち。だったら「同じようなものを揃えてローテーションすればいいんじゃない?」という境地に至りました。そうすると、他人から見ると同じように見えるスニーカーを買ってしまう罪悪感から解脱できます。 ここ1・2年で購入したニューバランスたちです。みんな違ってみんないい。 一般家庭のオカンからは「同じ靴ばかり!あんた、足何本あるんや?」と反応されがちですが、うちの妻はこの並びを見

          同じような服や靴を買ってしまう問題