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INTJタイプの人がこの世界で生きるためには、自己否定しないってことが、他の人たちよりも大事な気がする

必ずしもみんながそうとは限りませんが、INTJタイプの人たちは、長期的なビジョン、将来像を持っている人が多いと思います。

そしてそのビジョンを現実にするために、テレビを見る時間を捨てたり、友達と遊んだりする時間を捨てたりして、努力しているかもしれません。

人には中々言えない目標を追っていて、側から見たら、「意味がわからない」と思われるようなことをやっている人たちもいるかもしれません。

私は会社員として働いていた頃、独立に向けて、毎日1人で昼に行き、昼の時間に勉強し、定時で誰よりも早く帰って、家で独立に向けた準備をしていました。
定時で仕事を終わらせるために、他の人たちよりも3時間くらい早く仕事を始めて、仕事中も無駄な話をすることもありませんでした。

仲良くなると、「一緒に昼行こう」とか「飲みに行こう」とか言われてしまうので、仕事に必要なこと以外は、ほとんど話さず、プライベートもほとんど明かしませんでした。

少し気になっていた女の子に飲みに誘われて、帰り際にスタバのコーヒーをテイクアウトして夜景を見ながら、今ここで告白すれば付き合えるんだろうなと思った時に、でもやっぱり「自分にとって今大事なのは恋愛じゃない」と思ってわざと興味がないふりをして、帰り道で涙が止まらなかった日のことを、今でも覚えています。

そんな私のことを「変な奴」「何を考えているかわからない奴」と思っていた人は、きっといたと思います。

でも私は、基本的に人からどう思われようが、陰で悪口を言われようが全く気にならないので、気にせず自分の道を歩いていました。

みんなと同じことをやらないと、組織の中では「変わった人」というレッテルを貼られてしまいます。

  • ワールドカップやオリンピックで日本を応援しないとおかしい

  • 流行りのドラマやアニメを知らないとおかしい

  • 流行りのバンドやYouTuberを知らないとおかしい

  • 30歳までに結婚していないとおかしい

  • 出世に興味がない奴はおかしい

  • 飲み会に参加しない奴はおかしい

  • 雑談に参加しない奴はおかしい

  • 残業しない奴はおかしい

  • 友達と遊ばない奴はおかしい

INTJタイプの人たちは、どちらかと言うと、「おかしい」と思われるような選択をしがちだと思います。たまたまにせよ、意図的であるにせよ、です。

そして、そういう選択をすることによって、時には誰かから否定されてしまうこともあると思います。
私は就職活動の時に面接官から、「君は将来のことを真剣に考えているとは思えない」と言われたことがあります。
将来へのビジョンはありましたが、面接という場であるが故に、本当のことは言えませんでした。まぁ本当のことを言ったら、秒で落ちていたと思いますが…

INTJタイプの方なら誰でも一度くらい「理解されない苦しみ」を味わったことがあると思います。
人は人を分かり合えない以上、誰でも「理解されなさ」というのは感じているはずです。
でも、その度合いが他の人たちよりも大きい。
そして、自分を否定してしまいたくなる。

「自分は間違っているんじゃないか?」と思ってしまう。もしもリセットボタンがあったなら、衝動的にポチッと押してしまいたくなるような気持ち、そんな経験をしたことはありませんか?

INTJタイプの人たちは、無駄な時間を過ごすよりも、自分を向上させていきたいと考えている人が多いと思います。
その向上心は、ビジョンの実現のためですが、一方で、将来や自分に対する危機感から来るものである場合もあります。

そしてその危機感は、
自己否定から生まれる場合もあります。

「自分はこれができないからヤバい」→「だからもっと頑張ろう」

それは成長のために必要な過程かもしれませんが、一方で自己否定は自分を痛めつけます。痛みは原動力の一つですが、外部からの否定と自分自身の否定が二重に発生してしまうと、場合によっては生きる希望を失ってしまいます。

ですからこういったケースの場合、本来であれば、せめて自分は自分自身を肯定するべきです。
家族や恋人、友人であれば、時にはあなたを肯定してくれるかもしれません。

でも本当にあなたのことをわかってくれるのは、あなた自身をおいて他にいない、「だからあなたはあなた自身を信じよう」というのが、私の言いたいことです。

ビジョンがあっても未来はまだわからない。予想や予測はできても、結果はまだわからない。でもだからこそ、外部からの否定だって、その全てを受け入れる必要なんてない。自分のやってきたことを信じる。自分が今やっていることを信じる。ただそれだけ、ただそれだけでいい。いずれにせよ賽は投げられたのだから。自分を信じて未来に向かって進む、ただそれだけでいい。

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