『100日間のシンプルライフ』を観ました
今日は家で『100日間のシンプルライフ』という映画を観ました。
100日間のシンプルライフ
『100日間のシンプルライフ』は、
所持品0の状態から、1日に一つだけ倉庫から必要なものを取り出して生活する、2人の男を描いたドイツ映画です。
フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』を、元にした映画のようです。
どちらを観ようか迷いましたが、予告が面白かったので、『100日間のシンプルライフ』を観ました。
結果、観て正解でした。
ちょっと展開が短絡的でしたが、
登場人物はみんな魅力的だし、
音楽は素晴らしいし、良い映画でした。
仮に映画館で観たとしたら、
TOHOシネマズで観たら物足りないと思うかもしれませんが、ヒューマントラスト有楽町あたりで観たら、その後の人生が変わるくらいに感銘を受けるかもしれません。
たぶん伝わりづらいですね、
すみません。
ミニマリスト生活を送っている人や、
消費生活に疲れている人、
「働く意味ってなんだろう?」みたいなことを考えている人には、すごく刺さる映画かもしれません。
人生後半にかけて少しずつ手放していく
10代の頃や、20代前半くらいの頃って、色々なものがキラキラして見えるので、「あれも欲しい、これも欲しい」みたいな思考になりやすいと思います。
人によっては、30代や40代、
生きている限りその状態の人もいるかもしれません。
私は、「立つ鳥跡を濁さず」みたいな考えを持っているので、人生後半、というか私の場合、25歳くらいから、所持品を減らす生活をしています。
たくさんの物を持てば持つほど、
物欲は際限なく生まれてきて、
そして、今いる環境から離れることや、
挑戦することに対してブレーキをかけてしまいます。
「今月の給料で何を買おう?」
「ブランド物を買えば、みんなから一目置かれるだろう」
でも入ったお金を入っただけ使う生活って、
苦しくないですか?
本当はそんなに無理をしなくても生きていけるのに、本当は会社なんかに執着しなくても生きていけるのに…
浪費も度を過ぎると、
借金にまで行き着きます。
資本主義社会=あらゆるモノに値付けがされている社会なので、お金=命のような信仰があります。
その尺度自体は、
わかりやすくて便利なのですが、
あまりにもそればかり追い求めると、
「疲れますよね」という話です。
そんなことを考えさせられる映画でした。
フロリアン・ダーヴィト・フィッツという俳優がイケメンで、ミリアム・シュタインという女優が美人でした。
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