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「薩摩スチューデント23アカデミー」を5月から開校いたします!!

いきなり、何の話が始まったのだとお思いでしょう。

そして「いったい何が始まるのか、皆目見当もつかない」とお思いの方ばかりかと推察いたします。

キレイな言葉で表現するならば「『新しい教育の形』を模索するべく、日本の端の鹿児島の地にて、今までになかった組織を立ち上げます!」みたいな感じになるでしょうが、ちょっとこの表現じゃバックグラウンドを知らない人には伝わりにくいでしょうね。

そこで、こういう風に言ってみます。

21世紀の松下村塾を立ち上げる!

心意気としてはこんな感じです。そう、もはや気持ちだけは吉田松陰。

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こう見えて吉田松陰先生29歳で亡くなられているのです。びっくり。


と、冗談はさておき。

「薩摩スチューデント」というものは、そもそも鹿児島が本家本元。西郷隆盛や大久保利通や島津斉彬などと絡めてこの組織を説明した方が良さそうですが、マインドセット的にはそのような方向性というよりも、むしろ切っ先鋭く閉塞感極まる世界を一刀両断する!きえええい!という感じなので、敢えての長州から引用させて頂きました。


話を元に戻します。

私事ですが、昨日3月31日を持ちまして、7年間勤務させていただいたラ・サール学園・数学科を退職致しました。

7年間の中で、学校教育の在り方を大変に学ばせて頂きましたし、中学1年生から高校3年生までを受け持たせてもらうという僥倖も頂戴することができました。未熟者の私を育てて頂きまして、大変に有難いことだと思っております。どうも有難うございました。

それではなぜ、これほど恵まれた職場を退職をしたのか?

それは、一刻も早く新しい価値観を世に問いたかったからということに他ならないと思います。

世の中が未知な物で溢れており、また世界の津々浦々が全く繋がっていなかった時代には、無知な自分を自覚し、1つでも新しい知見を自分の体内に吸収すべく一意専心勉学に邁進するという心持ちが必要だったと思います。

そのおかげで、世界は便利になり、快適になり、そしてインターネットの普及によってほぼ余すところなく世界は繋がるようになりました。もちろんまだまだ未解明な部分は残されているし、技術発展を通じてもっと世界は便利で快適になっていくかもしれません。しかし、これから私たちが、もっと言えば私たちの子供たちや孫たちが目指すべき世界観というのは、20世紀に培ってきた概念のままでいいのでしょうか?

勉学に明け暮れ、ライバルを出し抜き、生き馬の目を抜くが如くの修羅の者どもが覇権を目指そうとしのぎを削るような世界観が、果たしてこれから100年200年先の世界ではスタンダードとなるのでしょうか?

私は、否と思います。だいぶ強めに否と思います。

新型コロナウイルスの例は、その旧い価値観に縛られている私たちの目を、多少なりとも覚ましてくれる効果があったような気がします。

もちろん、マスクやワクチンに代表されるような経済戦争は真っ只中ではありますが、

「ヘタしたら、人類みんな死ぬ」

という薄っすらとした恐怖感を感じることは、人類にとって初めての経験だったのではないかなと思います(スペイン風邪については、まだ「人類の叡智がその領域を明らかにすることはできない」というレベルでの話だったので、まだまだ人類の進歩の必要性が十分にあったと思いますが、AIも普及し始めているこのご時世でこんなことがあるのだろうか、という点で差異があるように思います)。

「ヘタしたら、人類みんな死ぬ」

という可能性が有り得る世界線の中で、どうして1つの国、1つの人種が世界の覇権を狙うべくドンパチやらねばならないでしょうか?覇権取った傍から一族郎党死んじゃう可能性があるのに。

そういうマインドが、図らずも自分の中に強力に醸成されてしまったのです。

そして、私ももう人生の折り返し地点を迎えつつあります。先ほどご紹介した吉田松陰先生と比べるならば、とっくの昔に死んでしまってもおかしくない年齢となってしまっております。

もはや、我が人生も、世界も、待ったなし

ということで、えいや!と飛び出す決意を致しました。

今回の投稿で、私の心意気とマインドセットだけはちょっとはご理解頂けたかと思いますので、次回からは「薩摩スチューデント23アカデミー」の具体的な内容について書いていこうと思います。

あ、そうです。これは連載されていくのです。組織を作り上げる過程を全部お見せしつつ!

よかったらフォローして頂けたら幸いです。では!


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