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読書に対する向き合い

本を読む重要性は認識しているのだが、何を読めばいいかわからない、内容が難しすぎて途中で挫折した、本を買ったが読む時間を取れずに積読がたまる一方、などあると思います。今回は私なりの読書に対する向き合い方をまとめたいとおもいます。

毎年の読書計画を立てる

年末年始にいつも読書計画を立てます。「どういうジャンルの本を読むのか?」、「週に何冊読むのか?」を毎年戦略立てます。

まずは読んですぐ効果の発揮しやすい仕事に直結するジャンルを優先的に読むのがいいと思います。その中でも、昔からある名著をまず読んでそのジャンルのベースを作ることを個人的にお勧めします。最近流行っている本やhow to本もいいのですが、それらは名著のエッセンスだけを抜き取ったものがほとんどで腰を据えて名著を読んだ方が自分の血となり肉となるのでお勧めです。名著の読了後に、エッセンスをうまく抽出した本を斜め読みすればより身に付くと思われます。

また、ビジネスの本だけ読むと会社などの周りの人と似通った思考になるのでビジネスに直結しない非ビジネスの本も数冊だけ読むと思考が広がると思います。例えば、私の場合は人に勧められたジャンルの本を読む、趣味に関する本を読むなどをして思考の幅を広げてます。

以上の通り私は、ビジネス基礎本(古典的な名著)、ビジネス応用本(how to本)、非ビジネス本(推薦図書、趣味)の3つに分けています。

ビジネス基礎本は、年に数冊程度を読了目標に設定し、腰を据えて読む本となっています。その為、電子ではなく紙で購入し、ペンを持ちながら熟読します。

ビジネス応用本は、年に数十冊であまり時間をかけずに読む本となっています。媒体は電子で電車の中や待ち時間などで軽く流す程度に読みます。

非ビジネス本は、年に数冊程度、仕事とは関係ない人に勧められた本をビジネス応用本と同じように軽く流す程度に読む本となっています。私は、趣味のポーカーや心理学や哲学などを読んだりしています。

こちらの考え方は以下の書籍を参考にしました。


気合いを入れずにカジュアルに読む

難しい本を気合い入れて読もうとするわからないことを調べたり、前のページに戻ったりなかなか進まずに途中で挫折することがあります。私も読んだからには全てのことを吸収しようという意気込みで読んでいた時期があり、全く読み切れずに終わってしまうことがありました。

「読書で身につくのは数パーセントなのでそこにコストを払いすぎない。わからない箇所は今の現時点でわからないだけなので、また必要になったタイミングで読み返せばいい。読書は娯楽なのでストレスを溜めるのは本末転倒。」

といろいろ考えを改めました。そのため、しっかり1文字ずつ追うのではなく斜め読みするようになったり、わからないところは適当に流しよみする、実体験で気になったタイミングで同じ本を読みかえす、一つの本につきっきりではなく読みたい本をその日の気分に応じて選び多読的な読み方をするなどにスタイルを変えました。また、毎回読書感想も書いていたのですがそれもやめて、感想を書きたいときにnoteに書くなどの運用方法に変えました。

まとめ

本を読む戦略を立てるのは大事なのですがそれにより読書に義務を感じていた自分がいました。読書は本来は趣味の一環なので何よりも学ぶことに楽しみを感じることが大切だという気づきが得られました。今後は戦略は一応立てるがそれを遂行させることを目標にせず、楽しく読書出来ればと思います。






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