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ビリー・ホリデイの最後のパフォーマンスが蘇る!松竹ブロードウェイシネマ『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』(プレゼントあり)

こんにちは、intoxicate編集部です。
3/10(金)公開の松竹ブロードウェイシネマ『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』についてご紹介します(intoxicate162(2023.2月号)にも掲載予定)。プレゼントもありますので、どうぞ最後まで読んでみてください!

©Evgenia Eliseeva

「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズ最新作!
ラストステージを通じてジャズ界の伝説的歌姫ビリー・ホリデイの生き様に触れる

お手頃な価格で本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」。来年3/10(金)に『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』が公開されます。

本作は、ニューオーリンズのカフェ・ブラジルにて有観客上演された「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」を生収録。ビリー・ホリデイ最後のパフォーマンスを模したこの舞台は、米国・ニューヨークのブロードウェイ、そしてイギリスでも絶賛されました。トニー賞を6度にわたり受賞したオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的歌姫ビリー・ホリデイに扮し、圧巻のステージを披露しています。

人種差別や麻薬・アルコール依存症と闘いながら生き、史上最も偉大な女性ジャズシンガーの1人に数えられる「レディ・デイ」こと、ビリー・ホリデイの壮絶な人生を描くこの作品。〈愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わる“歌”は語れない〉。観終わった後、私たちはそのことを改めて思い知らされることでしょう。

©Evgenia Eliseeva

STORY

時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観が魅力的に描かれる。

【楽曲一覧】
アイ・ワンダー・ウェア・アワ・ラブ・ハズ・ゴーン
バディ・ジョンソン作詞・作曲
ウェン・ア・ウーマン・ラブス・ア・マン(女が男を愛する時)
バーニー・ハニゲン、ゴードン・ジェンキンズ作曲、 ジョニー・マーサー作詞
ワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ(月光のいたずら)
ハリー・ウッズ作詞・作曲
クレイジー・ヒー・コールス・ミー(クレイジー・ヒー・コールズ・ミー)
カール・シグマン作曲、ボブ・ラッセル作詞
ピッグ・フット(アンド・ア・ボトル・オブ・ビアー)
ウェスリー・ウィルソン作詞・作曲
ベイビー・ドール
ベッシー・スミス、ハロルド・ウェブマン作詞・作曲
ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド
アーサー・ハーツォグ・Jr、ビリー・ホリデイ作詞・作曲
フーリン・マイセルフ
ジャック・ローレンス、ペーテル・ティントゥリン作詞・作曲
サムバディズ・オン・マイ・マインド
アーサー・ハーツォグ・Jr、ビリー・ホリデイ作詞・作曲
イージー・リヴィン
ラルフ・レインジャー、レオ・ロビン作詞・作曲
ストレンジ・フルート(奇妙な果実)
アベル・ミーロポール作詞・作曲
テイント・ノーバディズ・ビジネス・イフ・アイ・ドゥー
ポーター・グレンジャー、エヴェレット・ロビンス作詞・作曲
ドント・エクスプレイン
アーサー・ハーツォグ・Jr、ビリー・ホリデイ作詞・作曲
ワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ(リプライズ)(月光のいたずら)
ハリー・ウッズ作詞・作曲
ディープ・ソング
ジョージ・コーリー、 ダグラス・クロス作詞・作曲
 

【ビリー・ホリデイ】
1915年4月7日、バルチモアに生まれ、1959年7月17日ニューヨークで生涯の幕を閉じたビリー・ホリデイ。少女期に受けた暴行、感化院・監獄への収容、麻薬に溺れる日々──ジャズ・ヴォーカリストとして世に出てからも無慈悲な人種差別を受け続けた。
そんなビリーを、ハーレム・クラブで見出したのがジョン・ハモンド。1937年には、ビリーを“レディ・デイ”と呼び生涯のソウルメイトとなる稀代の天才テナー、レスター・ヤングとの出会いも果たしている。さらに1937年にはカウント・ベイシー、1938年にはアーティー・ショウというバンドにも参加。その後、ジョン・ハモンドによって設立された「コモドア・レーベル」からリリースした「奇妙な果実」によってビリーは一気にスターへの階段を駆け上がる。
1944年から1949年までのデッカ時代のレコーディングは「ラヴァーマン」「ドント・エクスプレイン」「グッドモーニン・ハートエイク」などのヒット曲が生まれている。1946年には映画『ニューオリンズ』にも出演した。1950年代はノーマン・グランツのプロデュースにより不朽の名作を数多く発表。1958年にコロンビアから『レディ・イン・サテン』をリリース。1957年7月6日に開催された「ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル」に、マル・ウォルドロン・トリオを引き連れて出演したビリー。1958年9月にバック・クレイトン、コールマン・ホーキンスとともにTV番組に出演。翌年の1959年、レイ・エリス楽団をバックに最後のアルバムを収録した。
1959年3月15日、ビリーを支え続けたレスター・ヤングがこの世を去る。ビリーは4ヶ月後の7月17日に天国へと旅立った。


©Evgenia Eliseeva

作品概要

松竹ブロードウェイシネマ『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』
監督・演出:ロニー・プライス
脚本:ラニー・ロバートソン
出演:オードラ・マクドナルド (ビリー・ホリデイ役)他
配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹 
〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版
◎公開日:2023年3月10日(金)より全国順次限定公開!
https://broadwaycinema.jp/

【「松竹ブロードウェイシネマ」とは?】
現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。だから映画と舞台の融合だって不思議じゃない。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!

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