見出し画像

intoの雑談中~元不登校が綴る「学校に行きたくないあなたへ」part1~

自己紹介&近況報告

みなさん、こんにちは。
intoのちっひーです。

現在(記事を書いている時間)、深夜の2時でして…。
眠たいよりも、
お腹減ったという気持ちでいっぱいです。
ラーメン、食べたい…。
ちなみに魚介豚骨系ラーメンが好きです。
煮干しとかの風味が強い方が好み。
ああ…。食べたい…。

intoは、「言葉にする」ワークショップ
(以下、WS)を
テーマに、広島で活動している団体です。
詳しいコンセプトや、団体メンバーなどは
こちらの記事から見ていただけると幸いです。
↓詳しいコンセプトや、熱い思いはこちら!

人それぞれの「違い」をテーマにしたWS!?

不登校でした

わたくし、ちっひーは
小・中・高と不登校を経験しております。

誇ることでもないのですが、
コンプリートしてますね。

小学校のときはいじめが原因で、
クラスに行くことができなくなりました。
そのいじめがトラウマ化してしまい、
中・高は精神的なストレスから
学校に行くことができなくなりました。

どれも夏休み後に、
学校に行くことができなくなりました。
これを読んでいる、学生のあなた。
あなたも学校に行くことを
悩んでいるのではないのでしょうか。

今日は、そんなあなたへ、
不登校を経験した私から
メッセージを届けたいと思います。
どうか、今これを読むあなたの心が
少しでも軽くなれば幸いです。

侮れないのよ、勉強って

まず、大前提として。
こんなに不登校の私がこれだけ最初に伝えます。
「学校は必要です。」

学校では、多くのことを学ぶことができます。
国語、数学などの机に向かうものが
全てではありません
先生、友達、先輩、後輩…。
様々な人との関わり方など、
小さな社会をどう生き抜くか
学び、考え、実行する場だと思います。
そこで得られるトライ&エラーがまた、
学びとなるのだと私は思います。

国語や数学の基礎的学力は、
確かに大人になって、
毎日使うものではないかもしれません。
でも、案外必要なんですよ。
私が思うに、この基礎的学力の部分は、
後の自分をより豊かにするものだと思います。

私は昔、文章を書くことが大嫌いでした。
今はnote担当で、毎週2000文字書いていますが、
昔の私だったら発狂してましたね。
中学受験のために、
嫌々勉強し、トレーニングして、
なんとか長い文章を書けるようになりました。

当時は
めんどくさいな、やりたくないな
と思っていたことです。
でもその頑張ったスキルで、
WSをつくったり、記事を書いたり、
未来の私は大助かりしています。
今では、自分の武器の1つだと思うほど、文章を書くことが好きになりました。

全ての勉強を好きになれとは全く思いません。
私も数学と物理は大っ嫌いだったので。
でも、無意味ではないということは
分かってほしいです。

「このままだと、置いて行かれる」

小学校で年に数回ほど、
聞くテスト」というものがありました。
生徒が会議や、プレゼンをしているという
放送文が流れ、それをメモし、
訊き終わったあとに
放送分の内容についての問題を解く
というものです。

不登校になって、数か月後。
この「聞くテスト」は
教室でみんなと受けないとダメなんだと言われ、渋々教室でそのテストを受けました。

今まで「聞くテスト」はほとんど100点だったので、始まる前は「余裕だな」と思っていました。

しかし、放送が始まるとびっくり。
放送文をメモすることが
全くできなくなっていたのです。
耳に入って、書く暇もなく
すぐに記憶からなくなる
聞こうと思っても、手が動かない。
結局、その放送を1つもメモできず、
テストは過去一番低い点数となりました。

もちろん、教科書ワークみたいなのを買って、
教室のみんなと遅れがないように
勉強はしていました。
しかし教室に行かず、
別教室や保健室で過ごしていたので、
授業というものからかなり遠ざかっていました。
不登校になったことで、
「話を聞きながら、書く」という力が衰えた
という事実は私にとって、衝撃的な出来事でした。

当たり前にできていたことが出来なくなる
ということも怖かったですが、
みんなに置いて行かれる、普通になれなくなる」という焦りの気持ちでいっぱいでした。

今でも「話を聞きながら、書く」ということは
あまり得意ではありません。
なので、話を頭になるべく留める記憶力で
どうにかしています。
たまに話がごちゃごちゃになるし、
どうやっても忘れることがあるので、
この方法はおすすめしません。

自分なりに学んでやるんだ

学校に行けないということは、
確かに遅れを生みます。
しかし、自分自身で別の力を伸ばすことも
できるのではないかと私は思います。

私は中1から、町内の子ども会のボランティアに
所属していました。
そのボランティアは、
小学生たちとキャンプやレクリエーションをする
というものでした。
不登校になっても、
このボランティアは続けていました。
むしろ、不登校以前よりも
積極的に参加するようになっていました。
なぜなら、学びたかったからです。

ボランティアに行けば、
先輩や大人たち、小学生の子たちから
色んなことを学ぶことができました。

例えば、距離感
小学生を相手にしたボランティアですが、
おじいちゃんみたいな大人たちが
運営に関わっていました。 
どんな話し方、距離の詰め方だと
色んな人と仲良くなれるか
ずーっと考えながら行動していました。
仲良くなると、そこからの行動が
よりスピーディになるので
なるべく多くの人と関わりたい!
と思いながら、人を観察していました。

こんなに幅広い異世代と関わることは
学校の中だとほとんどないと思います。
でも、社会に出ると同世代と関わるよりも
異世代と関わる機会が多い気がします。
実際に私もこの力の重要さを知ったのは
わりと最近です。
関わり方を学ぶと、
自分の得意な立ち回り方を知ることができます。
意外にこれって時と場合によっては、
武器にもなり得るものなのです。

学校に行かないと学べないことも、
もちろん存在します。
でも、学校以外の場所でも学べること
むしろ学校外でしか学べないこと
あると思います。

学校に行かない選択を取るのであれば、
学ぶことを止めないでほしい
私は思っております。
どんなことでも良いので、
学び続けてください。
あなたのこれからにとって
おそらく後悔のないものになると思います。

part1は「学び」をテーマに
綴ってみました。
今回はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
また次回もお楽しみに〜。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?