【自己紹介】私を”狂わせた”2つのアニメ
はじめに
こんばんは。
かぐやです。
はじめましての方ははじめまして!
noteを始めて間もない者です。
私がどんな人なのかは、初投稿で書いているので、そちらを見ていただけると嬉しいです!
この自己紹介を投稿して1ヶ月が経ちましたが、この記事で後悔していたことが。
それは…
「趣味のこと、ざっくりとしか書いていないじゃん!」
好きなもの、趣味を箇条書きしただけ。
これでは、読者にとって私がどのような人なのかを伝えきれていない。
単に「アニメが好き」でも
「どのジャンルのが好きなの?」
「どのアニメが好きなの?」
とパッとしない。
では、今からできることは何だろう?
と考えた結果…
自己紹介の補足をすればいいのでは?
という考えに落ち着きました。
そして、前回までゲーム・音楽について記事を書きました。
興味のある方は是非!
そして、今回は私が見てきたアニメの中で、
「好き」の方向を大きく転換させたアニメを2つについて語っていこうと思います。
私を狂わせたアニメ
PSYCHO-PASS サイコパス
はじめに紹介するのが、「PSYCHO-PASS サイコパス」
要約すると、
「シビュラシステム」によって人間が管理統制された社会の中で起こる事件を解決しながら、システムのあり方と立ち向かっていくSFアニメ。
2022年に10周年を迎え、昨年の2023年に劇場版が公開。
現在、
「PSYCHO-PASS サイコパス」(TVシリーズ第1期)(※編集版あり)
「PSYCHO-PASS サイコパス」(TVシリーズ第2期)
「劇場版 『PSYCHO-PASS サイコパス』」
「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」(劇場3部作)
PSYCHO-PASS サイコパス3 (TVシリーズ第3期)
「劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス3 『FIRST INSPECTOR』」
「劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス『PROVIDENCE』」
とTVアニメだけでなく、劇場版作品もあり、見応えがあります。
元々この作品は、親が好きで見ていたのですが、哲学要素・社会情勢が話に絡むため、当時小学生だった私には全然理解できなかった。
中学生になってストーリーがわかってきたことで、面白いと思うようになりました。
この作品を見たことで、私が「鬱要素」「ディストピア要素」のあるアニメに興味を持つきっかけになりました。
というのも、この作品は公安局、つまり警察・刑事の視点で物語が展開していく。そのため、事件が起こり、被害者がいて、犯人がいるのですが…
とにかく、殺し方が残酷すぎる。
「サイコパス」という名前だけあって、犯罪者はむごい殺し方をする。
公安局側も、「ドミネーター」という犯罪者を鎮静・執行する銃がありますが、執行(=即時処刑)シーンは「これが警察のやり方なのか…」と感じてしまうほど残酷。
そんなグロテスクなシーンがたくさんあるのに、なぜこの作品を面白いと思うのか?
それは、「シビュラシステム」が「完璧」ではないから。
シビュラシステムは、社会を構築する「秩序」を担っている。
しかし、この「秩序」には欠陥がある。
欠陥のあるシステムをただ「正義」として受け入れるのか?
この作品の鍵を握る犯罪者たちは、その「欠陥」を突き付ける行動をする。
ただし、彼らには、考え方は違えど、「世界の在り方」をしっかりと持っており、それを成し遂げるため、自分の才能と実力を発揮し、公安局、そしてシステムに挑戦しようとする。
そして、公安局の刑事たちはシビュラシステムの統治のもと、彼らの犯罪を阻止しながらも、システムの在り方が正しいのか、正しい世界の在り方とは何なのかという葛藤が作品を通して描かれています。
まとめると、この作品は、
システムに翻弄されながらも、「正義」を求める公安局刑事。
「正義」のためにシステムに抗い、行動を起こす犯罪者。
社会の「秩序」として全てを掌握しようとするシビュラシステム。
この3者のバランスが綺麗に成り立っているからこそ面白いんだと思います。
TVアニメ2期以降で賛否が分かれてしまう作品ではありますが、
TVアニメ1期は非常にバランスのとれた作品であることは間違いないです。原点にして頂点。
「ダークファンタジー」や「SF」「近未来」系統の作品が好きな方に是非おすすめしたい作品です。
ハッピーシュガーライフ
次に紹介するのが、「ハッピーシュガーライフ」
先ほど紹介した「PSYCO-PASS」とは異なり、親の影響ではなく、自分が気になって見てみた作品の1つです。
「”純愛サイコホラー”…?どんな感じなんだろう?」と気になって見てみたのがきっかけ。
あらすじを見てもらえばわかるのですが、ストーリー、結構重そうですよね?
はい、ストーリーが全然かわいくないです。
イラストは可愛いですが、ストーリーのドロドロ感を中和しているわけではない。
ストーリーについてざっくり話すと…
主人公の松坂さとうは、神戸しおという少女を愛し、外の世界に触れさせずに、2人だけの「幸せ」を作ろうとする。
傍から見れば、「誘拐」と「監禁」。
そして、彼女はその「幸せ」を守るために、策を練り、他人を利用し、欺く。
それが犯罪であろうが、彼女は何でもする。
いわば「狂っている」←※主人公
そして、彼女に関わる他人も、基本的に「狂っている」。
彼女に利用され、その「歪み」が加速していく。
これだけ聞いても、「なんで面白いの?」となる方もいるかと思います。
「狂った」人が集まった結果、混沌とした関係が成り立ってしまっているのだから。
私も途中で見るのをやめようかと思うほど、むごいシーンがいくつかありました。
ですが、この作品の魅力であり、登場人物が共通して持っているものが1つだけあります。
それが、「愛」です。
もちろん、主人公も「愛」という感情を持ったことで、彼女の狂いに拍車がかかる。
他の登場人物も、形は違えど、自分の持つ「愛」によって狂わされていく。
そして、彼・彼女らは、松坂さとうを中心とした「渦」に巻き込まれる。
でも、それは長くは続かない。
そして、その関係は崩壊してしまう。
この作品は、松坂さとうが自分の「幸せ」のために、尋常でない行動をし、彼女を取り巻く人間を狂わせ、それが破綻するまでの混沌を、12話の中で余すことなく描かれている。
だからこそ、この作品を見終わった後、面白かったという満足感と、そして胃もたれのような不快感が同時にやってくる。
なのに定期的に見返したくなる。
なぜだろう?
言葉に表すのなら、
私にとってこの作品は、「毒」かなって。
猛毒で、しかも中毒性のある毒。
その毒を、限界まで水で薄めて、飲み込める位まで希釈したのがこの作品なのかなと思います。
12話という、短すぎず、長すぎない時間で、「愛」に狂わされた登場人物が織りなす、シリアスなストーリーが病みつきになるアニメです。
OP、EDの音楽もアニメーションも共に世界感にマッチしているので、気になる方は是非見てみてください。
まとめ
今回紹介した2つのアニメについてまとめると、
おわりに
今回は、私の「好き」を大きく変えたアニメを紹介しました。
興味を持っていただけたら、是非アニメを見ていただけると嬉しいです!
(※ご視聴は自己責任で!)
最後まで記事を読んでくれた皆さん、ありがとうございます。
興味を持って頂けたら、私の他の記事も読んでいただけると嬉しいです!
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私のnoteを読んでくださったみなさん、ありがとうございます。 良ければスキやフォローで応援していただけると嬉しいです。