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観光ではなく旅をしよう

大学に入りロードバイクを手に入れた私は、いわゆる観光スポットをちょいちょい巡りました。富士スバルラインで5合目まで行ったり、三浦半島でマグロを食したり、神戸の異人館も行ったことがあります。

こうした観光スポットを紹介するのもありかな、と思ったんですがここでは観光地でなく愛媛県の半島を紹介しようと思います。

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さて、ロードバイクで愛媛県から高知県を目指していた途中、坂道の険しい国道を避け海側の県道を走ることにしました。

トンネルを抜け見えたのは穏やかできれいな海と、いくつかの小さな集落。

驚いたのは集落があるのに、文字が少ないということ。

いわゆる地方でも、文字が多い場所はあります。看板だったり、標識だったり、地図だったり、店の値札だったり。しかし、集落には店がなく、看板がなく、道路標示もなく、郵便局と学校しかない。たまにバス停。人が生活しているのは確かなのに、どのように生活しているかが首都圏に住む私には想像できない。異世界に来たような、不思議な感覚でした。

表紙の写真は半島にあったトンネルです。伝われ、この秘境感。

トンネルの名前はわかりませんが、この小さなトンネルにバスが走っていたのはびびりました。あと久々に道路標識見てなぜかほっとしました。

大学生になったら一度旅をしてほしい。

景勝地や珍しい建造物、おいしい食べ物を求めて遠くへ出かけるのも楽しいですが、一度そういった「外向けのもの」からちょっと外れてみましょう。

知らない街の住宅地、地元のスーパー、地元の商店街に行く、ラジオを聞く。できたら住んでいる人と会話してみる。

地元の人の生活圏に足を踏み入れるとまた違った発見があり、大学生くらいになればそうした発見を楽しめると思います。





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