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習慣化のハードルを越える

連日の台風来襲の日本列島です。
みなさんのお住まいの地域でもずいぶん秋めいてきたのではないでしょうか?

私の住む九州でもすっかり秋です。
私は夏が過ぎてから、朝、起きたら鉄瓶で湧かした白湯を飲むことに
しました。こうすると胃腸が温まり、消化がよくなるそうです。

こういう何かを新しく習慣にしようと始めたことって、結構、高確率で失敗した経験、ありませんか?

私も普通はそうなんです。

朝早起きして勉強しよう、とか、
毎朝中国語の勉強しよう、とか

失敗したものは数知れず。
勤勉に継続できる人がうらやましいな、といつも思っています。

ところが「朝イチ白湯」計画は始めようと決めたときからずっと続いているんです。我ながら、意外です。

と、続けている本人ながら毎日欠かさず続いていることが不思議でもありました。

でも、これ実は理由のあることだったんですね。

『習慣超大全』(BJ・フォッグ著)によると、人間の行動をうながすのはたった3つの変数だというのです。

その変数とは、

モチベーション
能力
きっかけ

です。

私の「朝イチ白湯」計画で見てみましょう。

まずモチベーション。

これは胃腸の働きを活発にしたい、という私の思いがモチベーションになっています。そして、白湯を飲むという行動が私の健康で長生きしたいという願望の実現に大きく貢献するか、実行しやすいか、という視点から検討しても、魅力的なものと言えます。

次に能力。

水を鉄瓶で沸かして冷ましながら飲むことは私にとって技術的に難しいことではありません。

さらに朝は家族の食事の支度で台所には立ちます。その時に鉄瓶でお湯を沸かしてカップに注いでおき、支度中に冷めてきた白湯を飲むことができます。

自分にとってあまり労力をかけずに小さく実行できることだったわけです。

最後に、きっかけ。

これはたまたま見たYouTubeで一杯の朝イチ白湯を続ければ、身体に変化が訪れる、という動画を見たことでした。

夏がすぎて秋になり、急に肌寒くなってきたそのタイミングでその動画を見たこともよいきっかけでした。

このように「白湯を飲む」という新しい行動は、私の生活にピタリと
はまったのでした。

何か普段やっていることの最後に新しい行動をセットするように一連のルーチンとしてしまえば、難なくスタートダッシュを切ることができます。

語学の学習など特に反復を必要とするものは、こんな風に習慣化してみては
いかがでしょうか?

通勤の電車の車内では英語の音声を聞く、とか、
車で運転してるときは英語のハノンを声に出してやる、
とか。

とにかく初めは小さいことでよいのです。自分の毎日の習慣に追加する形でやると、習慣になりやすく、継続の効果が出ます。

小さいことから始めて、その行動が息を吸うように当たり前にできるように
なったら、行動を大きくしたり、回数を増やしたり、すればよいのです。

その時点で既にあなたは小さい行動を繰り返すことで自信がついているはずです。その自信を元にしてできることを増やしていきましょう。

習慣化についてはそれこそたくさんの書籍が出ています。
本日参考にしたのは、

『習慣超大全』
https://amzn.to/3dNagf6

です。
他にも

『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ (科学的に先延ばしをなくす技術)』
https://amzn.to/3BPc7rs

もオススメです。

自分が習慣化したい行動を選んで、是非設計してみてくださいね。

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