子供の頃から喋ることを叩き込まれる
ペルーでは幼稚園の頃からプレゼンをすることを叩き込まれる。
幼稚園といっても2歳のころからだ。びっくりした。
個人的には、皆の前で発表した記憶はない。多分あるのだろうけど、片手で数えられるぐらいだろう。
例えば、「犬」を説明しろ。「とんぼ」を説明しろ。なんていうお題が出て、皆の前で4つぐらいの特徴を説明する。
「犬は四つ足です。」「犬はしっぽがあります。」「犬はわんわんと吠えます」「犬は鼻がよく効きます。」
何て感じで、簡単なことだが、幼児が皆の前で発表していく。
これを通年何回も行っていけば、相当場慣れするだろう。すごい教育だ。
さらに、皆の前でしゃべろうとするから、よく記憶できる。
ビジネスの現場で、そんなアウトプットの英才教育を受けたビジネスマンと、昭和生まれの私のように記憶・詰め込み教育を受けたビジネスマンが対峙したら、やっぱりアウトプットの英才教育には勝てない。
しかし、がっくりうなだれる必要はない。
勝とうと思わなければいいんだから。
会話の基本は聞くことから始まる。と、個人的に思っている。
相手からの情報を引き出そうと、聴く技術を身に着けようとする人もいるぐらいだ。
でも、アウトプットの英才教育を受けたビジネスマンの前では、
ただ座っているだけで、どんどん情報を開示してくれる。
こっちもアウトプットの英才教育を受けていれば、がっつりぶつかっちゃうけど、あいにく詰め込み教育を受けてきたので、全部吸収しますよ。
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