お褒めの言葉
お客様から頂いたフィードバック「適切なタイミングで確認して通訳をしている。」
これはいつも意識せず、意識しながらやっていることだ。
感覚としては、果物を食べているときに、硬い種があったら、それを取ってからかじる。といった感じ。
特にこれは、フランクな意見交換の時に起こる現象だが、お互いに喋っていると、片一方が専門的な言葉だったり、仲間内でいつも使い慣れている言葉を使ってきたりする。
全員が全員喋りの上手い人ばかりではなく、中にはとんでもなく喋りが下手な人がいる。日本人でもそういう人がいるでしょう。
喋りが下手な人がダメというわけではなく、それがその人の個性だったりすることもある。
喋りが下手すぎて面白い。とか、愛くるしい。とか。
場合によってはそれをそのまま訳し、声のトーンも真似て、なるべくその方のパーソナリティーをコピーしようとする場合もある。
話を戻す。フランクな意見交換。この場合は、お互いに目的があり話をしているので、着陸地点に到着する、若しくは、そこの近く着陸できるまで話し合いが繰り広げられる。
その場合、変な単語や言い回し、曖昧な表現をそのままにしながら話を進めていくと、着地点から遠く遠く離れていってしまう。
そういうかじ取りをしそうになった時、
「それってどういう意味でつかってますか?どういう意味ですか?つまりxxxということですか?」
と確認してから訳していく。
単語をそのまま置き換えるのではなく意図を訳していく。
そうすると、早く着地が出来、皆楽しくオイシイご飯を食べながら乾杯できるようになる。
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