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【インタビュー後のメモ公開】



ヘビとは、
紀元前2000年前より、神としてあがめられ、
インカ帝国の頃もその考えは引き継がれていた。

*注
インカ帝国は1400年代初頭に
現在のペルー共和国が位置する場所に
突然現れた高度文明。
彼らの高度な建築技術を説明することは、
現代技術をもってしても不可能。
どこから来たのか伝説が残っているものの、不明。
突然現れ、北は現在のエクアドルから、
南はチリ迄、一気に南米を支配してしまった巨大帝国。

インカ帝国の公用語、「ケチュア語」で
ヘビは「アマル」と呼ばれていた。

アマルは、
インカ帝国時代前には、
水晶のように光る大きな目を持ち、
頭はリャマであり、口は赤く、
蛇の体を持ち、魚のしっぽを持っている。
とされていた。

インカ帝国時代に入って、
水晶のように光る大きな目を持ち、
頭はリャマであり、口は赤く、
「鷲の爪と翼を持ち」
蛇の体を持ち、魚のしっぽを持っている。
とされた。

ヘビは、
学識、知性、能力、力の象徴であり、
今でも蛇のシンボルが描かれた建物が残っている。
その建物は、学校として使われたものである。

また、治療所にも、ヘビのシンボルが使われていた。

考察*
ギリシャ神話の医神アスクレピオスの杖は
現在でも医療のシンボルとして使われていますが、
この杖にもヘビが絡みついていますね。
WHO(世界保健機関)のロゴにも使われています。
https://www.who.int/

アスクレピオスの娘のシンボルとして、
ヒュギエイアの杯がありますが、
この杯にもヘビが巻き付き、薬学のシンボルとされています。

ギリシャとインカのつながり?
既に影響を与えあっていた?

ファラオの冠にもヘビで装飾されている。
ヘビは世界のいろいろな文化で、
エネルギーの象徴となっている。

インカ帝国時代には、
世界は、
死者の世界
現世
天空の世界
に分かれていると考えられており、
ヘビはその3つの世界を自由に行き来できた。
という理由もあり、ヘビ(アマル)には翼がある。

ヘビのうろこの一つ一つに、
富、喜び、知識、など、
人間が生きていく上で必要となる全てのものが
かかれているという神話がある。

ヘビは水の象徴でもあり、
川や川の流れ(うねって早いもの)
はヘビのつながりがあると考えられていた。

これは、外の世界だけの話ではなく、
我々の内なる世界(体内)にもヘビは存在し、
それが脊椎である。
脊椎はうねって頭につながっており、
頭には知識が蓄えられている。
また、人間の体は水(血液)で出来ており、
それを体中に運ぶのがヘビ(血管)である。

ヘビは脱皮をするたびに若返っていく、
ヘビを食べると若さを保てるという考えがあり、
ヘビを食べる風習があり、今でも熱帯雨林地方では食べている。

落雷を受け、体が粉々になったが、
それがまた雷の力で一つになり、体が元通りになり、
雷の力を宿した特別な人になった。
という、「実話」がある。
そのような、話がアンデス山脈ではよくある。

ヘビの神殿もある。
ヘビと女性は深い関係があり…
(…ここで言葉を飲み込み続けなかった。)
「来ないとだめだよ。」と。

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