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【新入法学部生向け】東大法学部生も君もスタートラインは同じという話

法学のスタートラインは全員一緒という話

今回はこの春新しく法学部に入学した学生の方向けの記事となります。
これまで国語、算数、理科、社会と各科目は小学生から高校生まで基本的には継続的に学んでいきます。
中学の数学で躓くと、その躓きは高校数学に響き大学受験で苦労した方も少なくないでしょう。
そしてそれぞれの教科の得意、不得意は基本的にはずっとつきまとってきたことでしょう。

その点、法学部で学ぶ法学は基本的に大学生からしか学ばない学問です。

東京大学法学部の学生だろうが、地方大学の学生だろうが全くスタートラインは一緒です。そしてこのスタートラインが一緒という場面は中々訪れないチャンスです。これまで東大に行く人間と自分の間には莫大な差があると感じている人ほど、このチャンスを活かして欲しいです。


当然、政治経済や世界史の素養がある方の方が飲み込みやすいという面はありますが、法学部4年で学ぶことから見れば些細なものです。
1本でも多くの論文、判例評釈、法学セミナー等の書籍を読めば読むほど、貴方は成長し同じスタートラインに立っている人と差が付きます。

法学部に入った人の中には法曹資格を目指している方もいると思います。例え貴方が高校生まで非常に優秀で世界史や政経が得意であっても、それまでのリードは4月に詰められたと考え、これまで通り研鑽を積んで頂ければと思います。優秀な大学に入った貴方ならスタートラインが並んだとしても再び先頭を走る事が出来るでしょう。
一方でこれまで成績が振るわず、自らが法曹資格を目指す自信がない方も決して、過去に囚われて諦めないでください。
東大生も貴方も、法学を学ぶのは今年の4月からです。優秀な彼らよりも1つでも多くの努力を4年間続ければ法曹資格に限らず、これまで中々見る事が難しかった景色が見れると思います。


(後記)
私自身、恥ずかしながら高校生まで成績が良好ではなく進学した大学も全国に名が通った大学ではありませんでした。
しかしながら上述した法学のスタートラインは一緒との考えで必死に勉強した結果、法曹ではないものの法律に関係する職に就く事が出来ました。
是非、自分にコンプレックスを抱いている人や5月病で大学が面倒になった人のモチベーションになればと思い記事を書きました。

皆様のより良い法学部ライフを祈っております。

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