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【法学部生・初学者向け】ざっくり法学系雑誌解説

今回は法学部生や法律を初めて学ぶ初学者の方向けに、法律系雑誌についてざっくりと解説していきたいと思います。

  • 法学セミナー(日本評論社)

法学セミナーは学部1年・2年生や初学者の方に特にお勧めの雑誌です。
なかなかとっつきにくい法学系雑誌の中では比較的カジュアルな雑誌になります。
例えば、今月号の特集は

特集= マンガ・アニメで民法入門

https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/latest/2.html

と銘打って、「ドラえもんが会社を作ったら?」や「推しの子から民法の諸問題を考える」等と身近なテーマから法学に触れることが出来ます。
カジュアルな切り口からもしっかりと各専門の先生方が論評を書かれており非常に勉強になります。

  • 法学教室(有斐閣)

法学教室は学部3年・4年になりゼミに入り様々な分野から法律を学ぶ際や、テーマ設定から自らする必要があるレポート課題等の際にお勧めの雑誌です。
各法の判例評釈や最新の法動向を知り、興味を持つためのきっかけとしてもお勧めできます。

  • ジュリスト(有斐閣)

ジュリストは最新の時事に関する法律の動向や、論点が未だに研究者の先生の間でも分かれているものを特集として組んで骨太な論評に触れることが出来る貴重な雑誌です。
各法の最新判例評釈や、細かな論点に対して深堀りしている記事が多くゼミで専攻を深めたい学部生や学士論文を執筆する際に参考になる良質な法律系雑誌です。


本日は私見で3つの雑誌をざっくりと解説しました。
法律を勉強している中で時に行き詰まり、視野が狭くなってしまう瞬間があると思います。
そういう時や、深めたいテーマが見つからない時には法律系雑誌を読んで新たな視点を加えて見るのも良いかと思います。

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