インターンシップの必要性を考える
数年後に訪れる転職市場は論外?
wedo都丸です。学生とインターン、就職について対話を続けています。みな一様に、就活する意味、意義、自分がどうしたいのかに悩んでいると痛感している。
先日の座談会で、wantedlyの話に及んだ。学生はみな顔を合わせて「?」。ITなど新進気鋭の転職ツールとして定着した感のある同サイトの存在を彼らは知らない。
あからさまに新卒就職と転職マーケットを分けて考えている、いや、採用する側が極端に新卒マーケットを奇異なものへの見せている印象を受ける。
新卒と中途。本当に大きくスキルが本当に異なるんだろうか? コミュニケーション、ITスキルなど、本来ここに差があるのがおかしい。
将来性も大事、でも今戦力なのかはもっと大事
欧州のように未経験者への採用が閉ざされている国では、仕事に就くためには長期間過酷なインターンシップを経て仕事を覚える必要がある。だから、この仕組みが必要なのはわかる。対して、日本のように社会人未経験の新卒者を好んで採用する国で、なぜインターンシップが必要なのか
この抜粋記事にあるように、日本は学生を”今の”戦力としてではなく”将来の”戦力として採用している。このことは当然とも言えるが、これからもこのトレンドが本当に続くだろうか?
学生の数のみならず、労働人口が減り続ける日本において、その理屈が通るとは思えない。潤沢な人口増というバックグラウンドがあり、年配者の雇用を維持する、という裏の名目もあり、あえて、短期的な成長を望まないようきたとに言えないか?
さらにその背景には強固かつ長期的なビジネスモデルがある。この30年で、世界の時価総額ランキングTOP10から日本企業は後退した。企業は常にその時代を勝ち抜くマーケットとビジネスモデルを構築しないと、生き残れないことを示している。
大卒者を戦力化するためのインターンであるべき
デジタル社会が加速する中で、その担い手となるべきは大卒者含めた若者だ。弊社で採用しているインターン生のデジタルへのフィットは計り知れない。PC不得手と言いながら、その勘所は40代世代と10倍の差がある。
超大手のインターンシップは、世間的イメージを高めるために、現実離れした「アトラクション」のような面白おかしいものになっていることが少なくない
問題は時代背景だけでなく、学生は使えないと決め込んでいる企業側にもあるように思える(上記、記事抜粋からもその様子が窺える)。
インターン期間を数ヶ月単位でしっかりと設け、彼ら彼女らに実務を通して、仕事の尊さ、厳しさ、そして何より面白さを実感させる。そういう経験を経ることで、日本という国時代のパワーを引き上げることにつながるのではないか?
中小企業だからこそ、業務を切り分けて学生インターンに任せる仕組みが必要だ。インターンバンクとして引き続き、あるべき姿を探っていきたい。
wedoにあなたも遊びに来ませんか?
wedoでは、毎月いいオフィス浜松町にて、座談会を開催しています。
就職活動に悩んでいる大学3年生、将来に不安のある大学1.2年生、社会人の方とお話をしたい人など、どんな方でも構いません!
次回は、9月9日水曜日13:00〜いいオフィス浜松町にて開催します。ぜひお越しください!
参加者エントリーフォーム https://forms.gle/xxe65tPCoG7arQFv5
また、wedoではインターン生を募集しています。興味のある方は、03-6362-5298(担当 中村)までご連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?