マガジンのカバー画像

説明義務制度のお悩み解決!

19
地球温暖化対策の一つとして建築物省エネ法が改正され、建築主に対して省エネ性能の説明を行うことが義務化されました。この制度では、外皮性能と一次エネルギー消費量の計算を行うことが必要…
運営しているクリエイター

記事一覧

一次が万事

省エネ基準に一次エネルギー消費量の基準が登場したのはH25年基準で、それまでは、熱損失係数…

Interface
4年前

省エネ基準は略称なのです

省エネ基準って、そもそもどこに載ってるの?という質問があります。 省エネ基準は、一般的に…

Interface
4年前

空気も抵抗勢力の一つです

屋根・天井、外壁、床などの部位は、断熱材に加えて下地材、仕上げ材といった面材で構成されて…

Interface
4年前

無駄な抵抗はありません

設計仕様ライブラリのうち、屋根・天井、外壁、床などは、それぞれの部位を構成する材料の熱抵…

Interface
4年前

あっち向いて方位

住宅の設計では、玄関やリビングをどちらの方角に向けるか、お風呂やトイレはどこに配置するか…

Interface
4年前

省エネ基準適合のための3つの基準値

省エネ基準適合の判定は、最終的には一次エネルギー消費量の評価によって行います。一次エネル…

Interface
4年前

寸法を拾えばいいのです!

省エネ計算は、外皮面積という決められた部分の面積を拾うところから始まります。面積を拾うと言っても、外壁や窓の面積があちこちに落ちている訳ではありませんから、各部位の外皮面積を計算するのに必要な寸法を設計図書の中からもってくればいいだけです。 外壁の場合は幅と高さ、窓の場合は縦・横の長さといった寸法を、エクセルシートや計算プログラムに入力すれば、面積計算はは計算ツールがやってくれます。今使っている計算ツールにはそんな機能はないよという方は、そんな機能を追加するか、別の計算ツー

開口部の面積割合と省エネルギー性能

窓・ドアなど開口部の熱貫流率は、屋根、壁など一般部位の熱貫流率に比べてかなり大きな値とな…

Interface
4年前
1

各部位の熱貫流率と省エネルギー性能

標準計算では、外皮性能の基準値が定められている外皮平均熱貫流率(UA)と冷房期の平均日射熱…

Interface
4年前
1

省エネルギー性能は面積で決まる

住宅の設計は楽しいものです。中小工務店・建築士の方はもちろん、建築主の方にとっても楽しい…

Interface
4年前

原因と結果

すべての新築住宅に省エネ計算が必要になる訳ですから、すべての住宅が省エネ基準に適合すると…

Interface
4年前

省エネ計算ツールはどんなものがいいの?

説明義務制度を言い換えれば、省エネ計算義務制度になるとすれば、省エネ計算は具体的にどのよ…

Interface
4年前

設計仕様ライブラリをつくろう

設計仕様と省エネルギー性能の関係を理解するためには、省エネ計算に必要な仕様をまとめた設計…

Interface
4年前

省エネ基準との付合い方 その3

繰り返しになりますが、省エネ基準が最低基準になるということは、当然省エネ基準より上の基準というのが考えられますよね。 日本住宅性能表示基準・評価方法基準では、通信簿のように等級が定められていますが、外皮性能、一次エネルギー消費量ともに、等級4が省エネ基準のレベルにあたります。 外皮性能は等級4が最上位ですが、一次エネルギー消費量には最上位の性能として等級5があります。等級5の基準値を満たすには、より多くのエネルギー消費量削減のための対策を講じなければならないようになってい