設計仕様ライブラリをつくろう

設計仕様と省エネルギー性能の関係を理解するためには、省エネ計算に必要な仕様をまとめた設計仕様ライブラリをつくっておくと便利です。

中小工務店・建築士の方も、いくつかの地域の区分でお仕事をされていると思いますので、それぞれの地域の区分ごとに設計仕様ライブラリを作成することをお勧めします。

外皮性能については、一般部位では屋根、壁、床、基礎などの構成と材料の種類・厚さ、開口部では窓、ドアなどの建具の種類とガラスの種類が分かれば大丈夫です。

一次エネルギー消費量については、webプログラムの中にある設備項目の選択肢の中から採用しているものを転記するだけでOKです。

その程度だったら、1件づつ都度拾っていけばいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、設計仕様ライブラリを作成することで、一般部位、開口部、設備の何をどのくらい換えると、省エネルギー性能のどの部分がどのくらい変わってくるかが見えてきます。

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