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社会の教養|グリーンボンドってなに?

 今回の記事では、『経済の健康』につながるお話しをお届けいたします。

 日本も徐々に ESG(環境、社会、企業統治)に関する話題が増えてきたようです。何故なら、資金使途を環境関係に絞った債券グリーンボンドを発行する日本企業が増えてきているからです。

 なんと、2019年の国内発行額は前年比47%増しの7300円に達し、この数字は過去最高を更新しました。

 グリーンボンドとは、環境に対する配慮の優劣で投資先を選別するものであり、保険会社や年金基金などの動きが背景にあります。世界的にも前年比31%増しの約18兆円もの資金が動いており、日本でも発行増が続きそうです

 日本で発行額が最も多かったのは日本電産です。2019年11月に計1000億円を調達し、電気自動車向け駆動用モーターの研究開発費などに充てました。その大半は保険会社や地方銀行が購入したようです。

 トヨタファイナンスも19年に600億円のグリーンボンドを発行しました。こちらも自動車関係で、ハイブリッド車などの環境負荷の低い車種の販売金融を強化するためです。

 20世紀は環境に配慮せず、経済成長第一で物事が進められてきた時代でしたが、21世紀に入り徐々に欧州をはじめ世界各国で環境に配慮した製品づくりやサービス提供がメインとなり、事業や投資が加速していきました。

 2030年までにCO2の排出量を軽減させなければ、それ以降に人間がどのような努力や対策を行ってもCO2は軽減されることは無いだろうと公言する研究者もおり、地球環境は悪化の一途をたどっています。

 皆さんが購入する食品 やお菓子、電化製品や自動車など、この世界には、 様々な物で溢れていますが、それらはどのような環境を経て私たちの手に届いたのでしょうか。

 まずは、よく目にし手に取る物、何か一つ選択でも意識して調べてみるという「意識と行動」が、今まさに問われているのではないでしょうか。

それでは本日も、誰かの為に、愛あふれる一日をお過ごしください。

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