【第８回】小田部雄次先生がざっくばらんに答えます～「国民の８割が求める『愛子天皇』の実現に天皇一家は応えてもらえるのか？」「皇族の外戚による『皇室利用』をどう正す？」「今上陛下に『廃太子運動』をしかけた人びとの思惑は？」～天皇・皇族・皇統・皇室典範など

【画像①　成年皇族としてのお出ましの際も、パンデミックで国民全体が生活に困難を生じている状況に寄り添われ、ティアラの新調を辞退された敬宮愛子内親王こそ、「次の天皇に相応しい」との声が高い。】

YouTube「古是三春＿篠原常一郎」チャンネルで静岡福祉大学名誉教授・小田部雄次先生（日本近現代皇室史）をお招きし、これまで２回にわたってライブ配信の特別番組をお届けしました。その際、多数のご質問を視聴者のみなさんにお寄せいただきました。


２０２３年８月２４日に配信した「【特別配信】小田部雄次教授
質問に答えます」では、視聴者から寄せられた百数十問に及ぶ質問を大きく５つの項目にまとめ、質疑応答を行いました（動画は下記）。


（参考映像）「【特別配信】小田部雄次教授　質問に答えます」2023/8/24 古是三春＿篠原常一郎

https://www.youtube.com/live/Mb4y1atEPPY?si=Gt0a99u2YOqCuiIM

【画像②　静岡福祉大学名誉教授・小田部雄次先生は歴史学者、「皇室史」が専門で、皇室の歴史に関わる多くの著書がある。写真は、「ご出産」をめぐる皇后雅子さまのご苦労を数々の報道記事分析で浮き上がらせながら、皇室における婚姻や女性の関わり、皇位継承のあり方を概説、論評した『雅子妃とミカドの世界』（２００２年、小学館文庫）。小田部先生の代表作の１つと言え、「女帝論」の入口を分かりやすく論じた書といえる。】

しかしながら、個々のご質問の中にもふと「どうなんだろうか？」と考えがちな項目がかなり示されてありました。そして、小田部先生はこの全てに目を通されて簡単な回答をメモに準備されて番組に臨まれていたのです。この質問と回答メモの両方に、たいへん貴重な内容が含まれているのは間違いありませんので、５～１０問ずつ整理してnoteに不定期連載することにしました。


「皇室は今後、どうなるのだろうか？」「令和の代で終わってしまうのだろうか？」「敬宮さまが皇位を継がれることはないのだろうか？」と心配されているみなさんにとって、気になる内容が出てきます。ぜひ、御覧になってみて下さい。


（参考映像）「【特別対談】　小田部雄次
静岡福祉大学名誉教授『万世一系』『変わらず男系男子』『女性天皇はリリーフバッター』は本当か？」2023/7/10 古是三春＿篠原常一郎

https://www.youtube.com/live/N-rNK0NtSqM?si=cJ9nr9xXe_EYHUBm

◆今回の質問項目（第８回）

（４１）昔から疑いが囁かれてきた上皇陛下と秋篠宮皇嗣殿下の親子関係について、DNA鑑定で確認される可能性はないのか？


（４２）宮家の姻戚などによる「皇室利用」の利益追求をどう正すか？


（４３）象徴天皇が「国民の総意」に基づく地位なら、大多数が望む愛子天皇が実現されるように道がひらかれるべきでは？


（４４）国民の８割が敬宮愛子内親王こそ皇位に就くべきと思っているとして、愛子さまが天皇になられる道を進むならいろいろご苦労なご苦労が心配されるのでは？


（４５）「男系男子継承」を唱えながら今上陛下に対する「廃太子」運動をしたり、ことさら秋篠宮家を褒め称えて、皇位継承を強く主張する人たちの思惑は？

【画像③　インドネシアの故・スカルノ大統領第３夫人のデヴィ氏（右）は、かつて秋篠宮文仁殿下を「皇太子に相応しい」と持ち上げ、今上陛下に対する「廃太子運動」をさかんに煽った人物だ。同氏は、北朝鮮の強力なシンパで、「世界チュチェ思想会議」にも来賓参加しており、その反日的な意図が窺える。】