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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

アメリカの映画関係者のセクハラ問題で公開できなくなり日本でも地味に公開しているといういわく付きの映画。普段なら私もあまり見ないタイプだが他に見たいのが無かったので…。しかし期待以上に楽しめる映画。

まあ,少年同士の友情の映画…というと「スタンドバイミー」といえばわかるし,脱獄の映画…といえば,「ミッドナイトエキスプレス」とか「ショーシャンクの空に」が思いつくと思う。この映画は,ラブコメディというジャンルだとすると,タランティーノの「パルプ・フィクション」と言えばわかるのだろうか?? ちょっと違うが…。

田舎の大学でのんびりというかギャンブルばかりやって過ごしている主人公(ギャッビー)の彼女(アシュレー)がニューヨークで有名な映画監督のインタビューをすることに。もともとニューヨーカーのギャツビーは,一緒に行って田舎者のアシュレーにニューヨークの街を案内しようと色々計画するのだが…。

まず映画監督のインタビューでアシュレーが気に入られて,「最新作の試写会を見ていけ」と誘われる。そのため予定していた二人でのテートをすっぽかされ町を一人で歩いていたギャツビーが,昔付き合っていた女の子の妹と再開。お互いあまりいい印象は持ってなかったようで,色々と喧嘩しながら別れる。

試写会の途中に監督は出来に納得いかず消えてしまう…。有名プロデューサと一緒に監督を探しに行く時に,今度はそのプロデューサーの奥さんの浮気現場に出くわし,アシュレーも一緒にゴタゴタに巻き込まれ,ギャツビーとの次の約束もすっぽかす羽目に…。監督を探す最中に,今度は有名なイケメン俳優と出会い,ひょんな事から飲みに誘われ,その現場をワイドショーのテレビカメラで撮られてしまうのだか,たまたまギャッビーがテレビ見ていたら,さっきまで自分の彼女だったアシュレーが超有名俳優の彼女と紹介され,本人も嬉しそうにインタビューに答えるのを見て,失恋した…とショック。

こんな感じで微妙なすれ違いと誤解でおかしな方向に行くのか~(劇中でアシュレーの下着姿も拝める…)と思っていたら,最後は二人で田舎に帰るシーンになり…。そこで大どんでん返し…。

上映中何度か大笑いしてしまいます。特にギャツビーのお兄さんとフィアンセのやり取り(と笑い声)とかは大爆笑。
ラブコメディという言葉がぴったりの楽しい映画でした。

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