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転職の面接時の心得

私がアドバイスする、転職の面接時の心得。

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■面接はアピールの場である

いくらいい実績や資質を持っていても、それを面接の場でしっかりアピールしないと、相手には何も伝わらない。
(その人だけを面接しているなら別だが、他にも色々な人を見ているので、集中力が続かない)
「職務経歴書に書いてあるのを読んでくれればわかります」とか、「これだけ実績があるのだから、相手も気にかけてくれているだろう」は間違い。

■募集と志望のミスマッチは致命的

例えば今回の募集は、幹部候補生としていきなり組織のリーダーとして迎えようとしている。職種としては、店舗統括マネージャー、通販コールセンターセンター長、企画部の管理職とする。
「門外漢ですが、一から頑張ります」「気合だけは負けません」という人が来ても、全くムダなのだ。(前職で、いくらどんな実績を残していようが、業界・職種違いなら)
うちが欲しいのは、うちが欲しい業種業態で実績を残している人。いくら能力がありいいと思う人でも、望む仕事の経験がなければ、よほどの事がない限り採用できない。

■自分よりもすごい人間はいっぱいいると思え

今回のように、100名以上が応募してきて、ある程度書類で絞っても50名とは会った。すると、上には上がいるのだ。
今回ある有名通販企業の企画担当責任者的な人が2名来た。某有名会社のコールセンターのSVのリーダー、指導者なども来た。今すぐにでも採用してもいいのでは…という人たちだった。その中で選ばなければならないのだ。ちょっと良いくらいでは、箸にも棒にもかからない。

■中途採用は、自分が培ってきたノウハウで何が貢献できます!と断言できる事

単に作業する人やこれから育てる人を採るなら、基本給などが安い若い子を採用すればいいわけで(新卒も)、今回の募集は、いきなり管理職的な仕事をお願いしようとしている。
まず募集要項を見ればそのこと(会社が何を求めているか)はわかると思うので、その募集に対して「自分は、この事で御社に貢献できます」とはっきり言い切る事が必要。じゃないと全く採用しようと思わない。(人物的に優れていようとも…)

■自分が行こうと思った会社なら、もっと事前に勉強する事

うちを受けようというなら、まずホームページで会社の隅々を調べる。時間があれば、通販で買い物して、実際の接客などを体験し、何か改善点があるならメモしておく。福岡市内に4店舗あるわけだから、本店と岩田屋デイトス店くらいは実際に来店し、買い物したり店員と話したりして雰囲気を感じて、その事を面接時に触れる。この程度の準備は絶対にすべき。

■やっぱり笑顔

研究室で実験するとか、データセンターで一日PCに向かっているというなら別だが(逆にこのような職種でもいいのだが)、とにかく明るくないとダメ。その人が入る事によって会社の雰囲気が明るくなるか、暗くなるか…と考えると、絶対に明るい方がいいに決まっている。面接中に笑顔で冗談でも言える位の度量も必要

■字はきれいな方がよい

履歴書は、相手に何かを伝えるためのツール。それがなんて書いてあるのかわからないような字だと、「この人は相手に対する思いやりがない」「コミュニケーション取ろうとしていない」としか思えない。

達筆でなくてもいいので、しっかり伝わる字を書くこと。

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