【読書】コロナが教えてくれた大悪党 高山正之


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たまにはバランスを考えてこんな本も読まなければ…という事で。
産経新聞とかしか読んでない人って,どんな頭の中になっているのだろう…。この人の「変見自在」のコラムは夕刊という事だが,それをまとめた一冊。
この人に言わせれば,
〇自民党 トランプ大統領 (これ以上思いつかない(笑)) 
×朝日新聞 本多勝一 立憲民主党 共産党 バイデン大統領 中国 韓国(…と限りなくある)

という感じで,読んでて不愉快にもなる事もあるのだが,この人が書いている事が本当だとしたら,私はもう韓国に関しては日本は深くかかわらないほうが良いのでは…とマジに感じた。特に従軍慰安婦に関する問題。この問題どこかに落としどころを見つけないと,100年後もまだグダグダ言われている気がする。もともとが70年くらい前の出来事であり(今の日本の政治家に慰安婦を経験した人とかはいないと思うが),もう誰が誰に何をお詫びしすればいいのかも混とんとしている状態ではあるまいか。
だからと言ってすべてを棚上げして未来に向かって…というのがあまりにも無責任だとしたら,お互いが譲歩して…と考えるが「どうしてやられた方が譲歩する必要があるのか」とか言い出すだろうし。私も強制的に連れてこられたにしろ,自ら進んで来たにしろ,悪い事をしたと思う。で,前の朴大統領の娘時代に,すべて水に流し今後は触れない…的な約束を国と国でしたのに,「あれは無効だ」とか言い出して,振り出しに戻る…。

何を望んでいるのかあいまいにすることで,ずっとゆすりたかりをしているとしか思えなくなるし,国として今後も付き合っていくメリットがあるのかどうかまで考える。よくまあサッカーのワールドカップとか一緒にやったと思う。というかあの時一気に決めてしまっても良かったかも(でもまた蒸し返すんだろうが…)

今の政治家でもこんな感じなので,一般市民の若者なんかは,なんでこんな事を言われなければならないのか…と逆に怒りだして,戦争にまで発展するのでは(笑)
もう国交断絶して無視するか,とことん何を言われてもハイハイと聞いてお金を出し続けるどちらを選ぶのか…という議論になりそう。

そして多分一番足を引っ張ってるのは、「従軍慰安婦は存在しない」「日本軍は強制連行して慰安所を作ったわけではない」「彼女たちは自分からすすんでやってきた商売的な女性だ」というようなことを訴える団体というか組織の人たちだろう。その発言が日本の国益を相当悪くしていると思う。この人たちが黙っていれば、もっと前に収まっていた気がする。傷に塩を塗る感じだから。でもそういうわけにはいかないのだろうなぁ…。本当にどうすればいいのだろう。最後は戦争とかならなければいいのだが。

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