人ってこんなに違うんだ。
こんばんは。
今朝、知り合いの経営者に久しぶりに連絡をとって会うことに。その返事からしておかしかった。
社長「じゃあ、散歩しよう!ジャージで集合で!」
三密は避けたいと思っていたが、まさかの散歩ミーティング。その時から「すれ違い」が始まっていた・・・
返事が180度違うことに気づく
なぜ、散歩なのかと疑問に持ちながらも待ち合わせの場所に到着。すでに来ているかなと思ったが、誰もいなかった。
メッセンジャーに「2、3分遅れる」との連絡。
実際は5分くらい待ったが心が広いので気にしない。しばらくすると蛍光色のジャージに身を包んでダッシュしてくるそのお方。できれば別人だと思いたかったが、手を振って走ってくる。覚悟を決めて手を振り返す。
こちらは今から散歩なのに相手は汗だくで「散歩する必要なくね?」という疑問は無視をしてお互いの近況を報告しあった。
最初はスムーズに話が進んだが、事あるごとに相手の返事が引っかかる。
私:理念をどういう思いで作ったかを苦労しながらも伝える。
社長「そうなんだね!それってこういう事だよね!」
私:これからのビジョンを一生懸命、伝える。
社長「それは分かるよ!」
今朝完成した理念なので的確に伝えられないことは悪いと思うけど・・・
なぜか、その返事に違和感を感じる(少しイラッ・・・)
散歩をした成果
私は長くても1時間で終わると思っていた。
社長「どうせなら突き当たりまで歩こうよ!」
私の心『いやいや突き当たりってどこですか?笑』
結局、トータル2時間、とても有意義な話ができたし、今日散歩ミーティングができたことには心から感謝しています。(足はボロボロでしたが)
そして、家に帰って返事の違和感の正体に気づいたのです!!
答えの検索方法が180度違う
その社長の返事は
「分かった!なるほど!こういう事だよね!」ベース
つまり、会話の中で既に知っている事を分かろうとしていた。
逆に私の返事の特徴は
「知らなかった!気づいた!面白い!」ベース
つまり、会話の中で知らない事に気づこうとしていた。
だから、私がせっかくまだおぼろげなビジョンを膨らませようとしていたのに、現実のイメージに引き戻してきた返事にイラっとしたのです。
すれ違いが喧嘩を生む
このことに気付いて思ったことは、夫婦喧嘩。
妻「私のこと分かってくれてる?」
夫「どうしたんだい?」
妻「最近、・・・・って感じているんだ。」
夫「そうなんだ。分かったよ。」
妻「何で分かってくれないの!!」
夫「???」
残念ながら独身なので、具体的な会話を再現できませんでしたが、日常で多くの人が会話のすれ違いを経験するのではないでしょうか?
過去の情報から正解を導く人と未来の可能性を模索する人では、コミュニケーションのすれ違いが起きます。
お互いの理解がポイント
既知の情報を大切にする人と未知の可能性を大切にする人のどちらが重要という話ではありません。
しかし、お互いを理解していないと、良かれと思った事が相手を傷つけてしまったりするのです。
今回の散歩の教訓ですが、
「散歩の時間は最初から聞いておこう!」
というのは冗談で、
気付いていないお互いの違いを知る事が対話の醍醐味。
もし、あなたの周りに噛み合わないなと感じる人がいれば、今まで気付けなかった可能性がそこにあるかもしれないとワクワクしても良いかもしれませんね。
あ〜、足が疲れた・・・笑
でも、疲れたおかげで素敵な風景を見る事ができました。
パワフルな社長でいつも振り回されますが、私の未知を見せてくれる大切な仲間と改めて認識できたのかもしれません。
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