【詩】ただ、今のまま
台風注ぎ込むワンマン
そこから眺める晴れた海
傘はもうもたないけど
「はじめまして」の下 雨宿り
ここは
寄り添いあえる 柔らかさ
海を沿いを裸足で駆ける
木々の間に魚は跳ねる
先の見えない海沿いの国道
苦しみは 風と流れる
ここは
誰もジャマできない 静けさ
川を越した先
長い信号の向こう側
雨上がりのバス停
下校の声 鉄の匂い
ここは
心地よいほどの 冷たさ
同じ風、同じ色
バスは山を越え
街へと走る
変わっても
変わらない想い
必ず戻る。
台風注ぎ込むワンマン
そこから眺める晴れた海
傘はもうもたないけど
「はじめまして」の下 雨宿り
ここは
寄り添いあえる 柔らかさ
海を沿いを裸足で駆ける
木々の間に魚は跳ねる
先の見えない海沿いの国道
苦しみは 風と流れる
ここは
誰もジャマできない 静けさ
川を越した先
長い信号の向こう側
雨上がりのバス停
下校の声 鉄の匂い
ここは
心地よいほどの 冷たさ
同じ風、同じ色
バスは山を越え
街へと走る
変わっても
変わらない想い
必ず戻る。