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向こう側の人

成田悠輔の丸と四角のメガネ、かっこいいよね。この手の人が私は大好きすぎる性癖があるけど、確実にそっち側の人間じゃないからなんだよな。kも完全にそっちの人。頭が異様によくて、学校をまともに行かなくても、毎朝寝坊して授業サボってても、勉強できちゃう人。頭の中が異次元の人。社会からはみ出ることを寧ろ楽しんでいる人。その人にしかない「好き」「嫌い」が明確にある人。成田悠輔のこのスピーチでも「まともに卒業式に出たことがないから、この場が僕にとって
卒業式のようなもの」って小ネタはスティーブジョブスのスピーチでも聞いたことがある。この手の人は抜群にスピーチがうまい。なんでだろう?kもそう。頭の中にある膨大なデータをその場でどんどん繋げていくことができるからかな。凡人の私は、その場でなんとか話す力はあるけど、データ量が圧倒的に違う。そんなに保存できない。岸辺露伴になって、kの頭の中を本当に見てみたい。

成田悠輔も言ってるけど、人は成功者のエピソードから何か教訓めいたものを抽出して、凡人が参考にしようとするけど、それらに意味はなく、真似したところで人生は変わらない。おっしゃる通りで、つまり彼らのような人の言葉を熱心に聞き、彼らの思考を真似たところで、同じような状態にはなり得ない。毎朝寝坊してサボってて、うちの娘が東大にいくなんて思えない。

この動画も面白い。
自分で言いながら、最後はそれも壊す。あと、プレゼンの技術としては、淀みなく、冗長になりがちな不要な要素が全くない分、「といいますのも」「なんのことかといいますと」と、聴者がちょっと休憩できるような言葉を多用する。それは一切の冗長さがないから成り立つんだと思う。「えー」とか「あー」とかそういう言葉さえ、ない。

眠い。
もう寝よう。

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