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七夕=職権濫用

はっきり言おう。

七夕なんてナンセンスすぎる。


天帝だかなんだか知らんが、織姫が彦星に夢中になったことに「ヤキモチ」を焼いた偉いさんが、愛し合う二人を「職権濫用で15光年まで引き離した」という悲しいストーリーだ。
なぜ、それを尊いみたいな扱いにするのか? どこが? 宇宙規模でブラックすぎる職場だろうよ。そもそも、その織物に対する対価、織姫ってもらってたの?まさかのボランティア? いやいや、ないでしょうよ、本当に酷すぎる。その上、何に便乗するんだかしらないけど、自分の願望まで短冊に託すって、どんだけこの二人に圧をかけるんだろうか? 炎天下で、どう考えても肌状況が悪化するし、限定的な効果しかないマスクを喜んで着用するこの国の民の思想すぎるじゃないか? 冷静に考えようよ。仮に1年に1回しか会えないんだったらさ、そっとしといてやってよ。

15光年離れてるのに、「1年に一回会えまーす」ってのも、頭の悪い(謙遜)私には設定がよく理解できないし、自己陶酔のイベントとして認識しとくでいいですかね? あっ、大丈夫です、いい大人なんでね、ちゃんと空気を読めますからね、私。「短冊に願い事を書いて」って誰かに言われたら、「世界平和と家族が平穏に暮らせますように サキ」ってちゃんとかけますから。「腹筋割れますように」って書きませんからね、私は。短冊パワーじゃなくて、自分でなんとかしますからね、腹筋ぐらいね!!!自分の筋肉なんでね!!!

この七夕物語も随分昔に設定されてるし、これだけ通信技術が発達した前提で作られてないから、矛盾が多すぎるんじゃないかしら。いいですか、みなさん。こういう物語は、「欲に溺れたら痛い目に合うから、ひたすら社会のために奉仕(仕事や勉強)せよ」と言う施政者の支配的なメッセージがふんだんに入ってますよ。如何なる矛盾にも、民は従えってやつですよ。黒も白にできますよ。どうせなら、わかった上で楽しみましょうね、七夕は。センチメンタルになるのは自由ですが、私はちょっと無理です。すみませんね。

ついでに、はっきり言おう。
多分、織姫と彦星は毎日、ラインしてると思う。なんだったら、リアルでも会ってる(してる)と思う。7/7は(北海道は8/8)にイベントとして、久しぶり感を出しながら会う演出はしてると思うけど、普段から会える(できる)と思う。

書き始めて5分。酔いを自覚した。
こんなブラックなことを書くつもりじゃなかった。
全国の七夕を愛する日本国民を敵に回してしまった。
kとのスウィートなやりとりを書きたかっただけなのに。

気を取り直して★2022〜夏

今日も給湯室でkと偶然会い、わざと卑猥なことを言ってくるk。ふと思ったのだけれど、kに限らず、美を保つためには、人の視線はすごく大事な要素だと思う。上手く言えないけど、私の美的な養分というか、肥料というか。女性からでも男性からでも、視線を感じたり、好意的な言葉を自分の洋服や体型に言ってもらえると、美レベルがちょっと上がる気がする。リモート制度は我が社にもあるけど、週3以上リモートしちゃうと、美的ポイントが下がる気がする。最大週2が美的には良い、というような話をkにしたら、「確かにストリッパーの肌はだからキメが細かいとか柔らかいとかいうしな」と理解いただく。あと電車とかで、知らないオッサンがジロジロ見てくることがあるけれど、そういうの私気にならない。むしろ、「光栄です、あなたの妄想に貢献できるなら、幸甚です」と思う。「気持ち悪い、ジロジロみんなや!!」って、イケてるギャルみたいな発想は私はない。触ってこなければ、どれだけ妄想しようと私に害はない。「どうぞどうぞ、ご自由に」だ。

という話をkにしても、kはやっぱり引かない。それどころか、一通り話を聞いた上で、「好きだよ、サキ」と言ってくれる。
ふと気が付いたの。
kの愛というのは、私の深くまで抉るように刺さる愛。
私の愛というのは、kの全体を包み込むような愛。
お互い、すごく目の細かい独自のフィルターがあって、対象をかなり限定した上で、深く入り込んでくるkと、何事にも動じない愛で包み込む私。そんな感じ。とkに説明したら「その愛の形の違い、わかるわ」って言ってた。わかってほしい人にどんな言葉でもわかってもらえるというのは、人としてすごく幸せなことだと、ちょっぴり涙ぐむ。こういう思想的なやりとりがベースにあるから、性的なダイレクトな表現に、すごく共鳴したり感じたりするのかもしれないな。最後は「舐めたい」「咥えたい」になるから。

ある日のリモート飯。足りなくてこのあと目玉焼き焼いて、たこ焼きも食べた。
昨日の娘の晩御飯。暑いからね。

じゃっ!


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