長文を書くときに読んでおいたほうがよいオススメ本
noteで文章を書くときは、思いの丈をつらつらと書いていく人が多いはず。もしかしたら、先に見出しを立てて、その見出しにそって内容を書いている人もいるかもしれません。
人それぞれ自分のやり方があるとは思うのですが、いざビジネス書や実用書といった長文を書こうとすると、無計画に何となく書き進めていては、「必要な文章量が書けない」や「途中で迷走してしまう」といったことが起こりがち。
もっと上手に効率よく文章を書きたいと思っているならば、これから紹介する2つの本を参考にしてみてはどうでしょうか。
やり方次第で誰でもOK!長い文が書けるようになる
1冊目の参考書は、『立てる・埋める・直す 3ステップで確実に書き上がる ビジネス書実用書の書き方』丘村 奈央子(著)です。
以下引用。
現在、私が参加している出版プログラムで紹介してもらった本。読み進めていくと、「書く」という概念が変わりました。
この本で紹介されている3つのステップとは、
①目次を立てる
②文章で埋める
③より良い文章に直す
というもの。
このステップの中に「書く」という単語がないのです。書かないのですよ。(もちろん実際には書くのですけど笑)
私の固定観念かもしれないですけど、「書く」という言葉を聞くだけで、「大変」、「ツラい」、「無理」、「文章は苦手」といったイメージがでてこないでしょうか。知人の話では、小学校時代の自由感想文を書くのが大変だったという体験から「書く」ことに対して苦手意識が生まれた~なんていう話も聞いたことがあります。
でも、この本はそんなネガティブイメージを払拭してくれます。なにせ書かないのですから笑。
最初に目次を立てて、次は文章で「埋める」のです。とにかく文字で埋めるのです。そして埋めたあとに良い文章に「直す」。
「書く」のではなく、「埋めて」「直す」。
このように見てみると、「いい文章を書かなければならない」という呪縛から解き放たれる気がしませんか?私は気持ちが軽くなりました。
そのため、まずは一気に文字で埋めて、あとから推敲して直していく、というスタイルを身につけて、どんどん書き進められるようになりました。
新しい書くためのスタイルを学んでみたい方にはオススメです。
伝えたい文章ではなく、伝わる文章を書くために
次の参考書は、コチラ↓
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
藤吉 豊、小川 真理子 (著)
今回あらためて調べてみて気がついたのですが、Amazon内でビジネス文書部門のベストセラー1位の本でした!(2022/1/30現在)
内容は本のタイトルの通り、文章術に関する名著から文章のプロが持つ共通のノウハウを洗い出し、全40位にランキング化したものです。「もっと早くにこういう本があってもよかったのでは」と思わないこともないのですが、文章術に関する叡智がぎゅっとまとめられている感じがします。(名著100冊から抽出しているので、これ1冊で100冊分の価値がある!?)
Amazonの紹介では以下のように書かれています。
特に長文を書くというと、文章を長く書くイメージがあるかもしれませんが、基本はシンプルな文章を重ねていくもの。伝わる文章であるためには、シンプルであることが大事なのです。
私はあらためて「比喩・たとえ話」を学びたいと思いました。第6位に「比喩・たとえ話を積極的に使う」があります。この章を読んで、今の私の文章に足りないのはコレだなぁとしみじみ思います。直喩、隠喩、擬人法を用いるとあるのですが、今のレベルは「どれがどういう意味だっけ?」というもの。
でも、人の心を動かす文章には必ずといっていいほど、比喩が使われています。だからこそ比喩スキルを身につけたいを思うのです。
「もしも太宰治が現代に蘇ったら、こんな文章を書くに違いない」といわれるように(←この比喩はどうですかね笑)
以上2冊の本を紹介しました!あなたにとって、ロミオとジュリエットのような衝撃的な出会いになるかもしれません笑。
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