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偉そうに人に任せちゃダメなのよ、自分でとことん汗かきましょう

結論から先に書くと、出来ない奴ほど「自分は○○さんに任せている」と吹聴します。もちろん、人に任せることをしなければ自分の時間は空かず、いつまで経っても事業が伸びていかないということも事実です。ただ、何もわかっていない人間に丸投げしておいて、自分は任せているというのは見当違いもいいところ。

わかっていない人間に任せる(押し付ける)ことによって生じる一番の迷惑は、お客さんに向かうわけです。このことが本当にわかっていない、もしくは無理に目をつぶろうとしている、そのいずれかでしょう。自分としては、使えない社員もお客さんが指摘してくれるので楽して教育ができると思っているかもしれませんが、お客さんとしては、その人間を教育する義理はありません。なんで金を払って、よその会社の人間を教育しなければならないのでしょう。また、その人間たちも、社長がお客さんたちに対して優位的地位にいるとわかると、途端に偉そうになることがありますが、こういう会社は末期的ですね。誰も指摘してくれませんし、気づいたらお客さんの気持ちを失っていることになります。

本来であれば、新人を育てたいのであれば、ベテランを横につけてイチから指導していかねばなりません。ベテランを雇う余裕がなければ社長が逐一情報収集して、新人にフィードバックをしていかねばならないのです。新人を付けられたお客さんの恨みを軽んじていると、そのお客さんがいなくなることはもとより、会社自体の評判も悪くなります。お客さんはいろんなところで恨みつらみを言いふらしますよ。

任せるなんて言ってよいのは、当事者が自立して仕事できる人間だけであって、それを見極めるのも社長の仕事です。そういうリスク管理もできない会社は、たちどころに消えていくでしょう。

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