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Chat GPT Hack 英語学習超効率化

ChatGPTを英語学習に使う

Chat GPTは英語学習に様々な方法で活用できます。
単語の学習リストを作成したり、英作文の文法ミスを訂正してもらったり、文章ベースで対話の練習相手にもなってくれます。
今回は、英語の長文問題を解いた後、せっかく学んだ長文をテキストの上だけで完結させずに、発展的なトレーニングに繋げる方法を紹介します。

英語学習で陥りがちなミスに、長文問題を解いた時に、答え合わせだけして模範解答をさっと読むだけで終えてしまうことがあります。
英語の読解力を身につけるためには、それでは不十分で、とても効率が悪いです。一度触れた文章やトピックは、使えるだけ使い倒し、より広く、より深く学んでいきましょう。

英語長文はこう学ぶ

英語の長文問題を扱ったテキストの基本的な使用方法は、
・問題を解く(時間を測ることを忘れずに)
・答え合わせをする(間違えた問題は誤読した原因と、どう読めば正解にたどり着いたのかを確かめ、その差を埋めること)
・語彙、文法など、正確に読むために必要だった事項の復習
・音声データの確認
・音読(発音確認、各文を正確に音読する、読みにくい箇所を繰り返し練習する、音声データに合わせてオーバーラッピングする、フレーズごとに音を覚えるようにする、慣れたら音声データを聞きながらシャドーイングする)
・最終的に音声データを聞く時に和訳せずに、おぼろげに意味が捉えられているか、段落ごとにおおよその内容をまとめつつリスニングできるか、などを確認する
ここまでやって初めて、長文の中にある語彙や英語表現が自分の語彙の中に入ってくると言えます。正解・不正解にこだわった長文学習は止めましょう。

一度深く学んだ長文は、音声データを聞きながら、多くの情報を復習できる素材としてストックできるので、大変便利です。スキマ時間に聞き返すことでリスニングの対策だけでなく、語彙や文法も含めて復習することができます。

更に、ChatGPTを活用することで、テキストの長文だけで終えること無く、学習を発展させることができます。

具体的にどうChatGPTを使うのか

今回紹介する方法は、
・対話文を作成させる
・音声データをダウンロードできるようにする
という方法です。

同じ文章だけで復習するよりも、異なる文章で同じトピックを学習することでより定着しやすくなります。また、長文形式でなく、対話文にすることで、トピックの理解がぐっと簡単になります。

例)環境問題・再生可能エネルギーについての長文を解いた後に、
ChatGPTに
"Could you write a short dialogue between a student and a professor discussing renewable energy resources?"
と入力します。
すると、教授と生徒が再生可能エネルギーについて話している対話文が生成されます。

更に、
"Could you extract the audio data from the dialogue?"
と入力します。

すると、ChatGPTが音声ダウンロードのリンクを回答してくれるので、そこからダウンロードし、スマートフォン等で再生します。再生速度を調整できるアプリで再生すると、リスニングのトレーニングにより効果的です。



こちらのテキストは、長文問題と英作文課題がセットになっていて、英文トピックも頻出テーマを押さえてくれています。これに追加して対話分のリスニングを追加することで、トピックの理解、定着を図ることができます。


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