生まれによって配られるカードは、人生を左右する。それは覆すことはできない。

よく、その時点で人生に成功している人間が、その時点で人生に失敗している人間に「人生はそう捨てたものではない」と説教しているのを見る。
これは間違いである。
生まれ(遺伝子と就学前の教育)によって、人生は「捨てたもの」か「良いもの」かはほぼ決定する。
人生は、配られたカードが弱ければ絶対に勝てない。配られたカードが強いものの、プレイミスや不運で負けている人が復活することはあるが、配られたカードが弱ければ勝てない。絶対に勝てない。
成功、幸福の必須(必要最低条件)カードは『自己肯定感』と『努力する才能』である。最低限、この2枚がなければ成功も幸福も得られない。この2枚があっても不幸になる人は居るが、この2枚のどちらかが欠けたら成功も幸福も決して得られることはない。
そしてこれは生まれ(遺伝子と就学前の教育)で決定され、覆すことはできない。

問題なのは、この2枚を持つ人が世界のルール、法律等を決定するため、成功も幸福も決して得られることのない人が、世界・敗北から脱出しようとしても、救急救命措置によって、生存を強いられるケースが多いことである。

おそらくこれは解決出来ない。脱出方法を検討するしかない。

『生まれてこなければよかった』

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