ゼロから考える日本社会 第三章 「財政と経済はどう違う」
初めに、財政政策は日本で最も重要な政策と言っても過言ではありませんが、めちゃくちゃ簡単で、かつ分かると楽しい分野です。私も「学者」というレベルでは全くありませんが、それでもある程度は理解できます。重要でかつ、簡単で、面白い、という一石三鳥の分野ですので最後まで御覧ください。(私は専門家ではありませんので、詳しく学びたいという方は、下の参考文献をご覧ください。大学教授、税理士等、信用のたる方の発信されている内容を用意してございます)
「財政」と「経済」
「お金」を「血液」だと考えたとき
「経済」は、血液が体中に流れていること
「財政」は、血液を流すために心臓が動いていること
これが最もわかりやすいたとえです。
血液は体中を回っていますよね。それと同じで、お金も日本中を回っています。あなたが使ったお金は、誰かの所得となり、またその人が使ったら、ほかのだれかの所得となり、またまたその人が使ったら、、、というような感じです。この簡単な仕組みこそが、経済(活動)です。
しかしなぜ血液は流れるのでしょうか。血液そのものがいきなり体中を回るわけではありません。それは心臓がポンプの役割で、血液を回しているからから血液はまわります。それと全く同じで、莫大なお金を政府や日銀が持っているだけでは、日本中に流れることはありません。政府が民間にお金を投資(公共政策)をして初めて、お金が日本中を流れます。これが、財政です。
まとめ
ここからわかることは、「財政が経済を回す」つまり「財政あっての経済」ということです。この順番を間違えてはいけません。ということで今回は「財政」と「経済」の違いについて考えました。
次回は「じゃあそもそもお金はどっから生まれるの?」という疑問にお答えします。
詳しく知りたい方へ
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