対話のピントを調整する
今日はとある社長のコーチングセッションでした。
かれこれ2年近く関わらせていただいているので、社長のメンタリティの状態や会社の状況も把握できている状態です。
なのですが…時折ピントが微妙にずれているというか、促進力に欠ける感じがあって、どうすればピントのあった対話になるのかを考えていました。
もちろんピントがすれいてると感じた時点で「ずれていなですか?」と確認は取るものの調整しきれていない感じが残っていたんです。
そこで、思い切って「そもそもコーチングとは何?」という質問からしてみると、やっぱりこの大前提が微妙にずれていて、この「コーチングとは何か?」の認識合わせをしたとたんに、今までを取り戻すかのようにピントの合った対話がバンバンでてきました。
「コーチングとは何か?」の答えは「行動変革」
超絶普通の答え!でも、でも!でもですよ!みんなこの普通の答え合わせが出来ていないから上手くいかないことが目茶苦茶あるんだと思いませんか?
そんなこんなで
「社長!今まで通りにしていては同じ結果しか生まれないと思いませんか?」とコーチらしからぬ決め打ち質問で背中を押しつつ、変わることに勇気を持って取り組んでもらえるようにアプローチをグイグイさせてもらいました。
が、しかし、、、あーでもない、こーでもない、ゴニョゴニョと言い始めたので(社長すみません)コーチの伝家宝刀フィードバック
「社長!お伝えしていいですか!行動変える気ありますか?」
と直球ど真ん中をビビりながら投げてみました。そうると「未来を変えたいです。コーチ!変えます!」と力強い返答が返ってきました(安堵)。
もちろん、2年ほどのお付き合いがあって、心底社長を信じているから言えるフィードバックです。ピントが合って、決断できていると言うことはメンタリティの変化はバツグンな状態です。後は「行動」と「持続」この2つができると確実に変化を起こせると信じています。というか、変わります!
次のセッションが楽しみです。
まとめ
対話にしても、ビジネスにしても、上手くいってないときほどピントがずれているものだと思います。もちろん自分自身もピントがブレブレになるときがあります。そこで大切なことは、まずはピントがずれていることに気づくこと!気付いたら口に出して、そもそもの前提を2人で調整し直すこと。こういうことがキチンとできてプロの対話だと改めて思いました。
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